アート島

このお盆休みに、兼ねてから訪れたかった島、直島へ行ってきました。

最近、よくニュースで見る(あまりいい話題ではないが・・・)

安藤忠雄さんが島のプロデュースされているとの事で

島の至る所に、アート作品が仕込まれていました。

その中でも際立って雰囲気を出していた、地中美術館はとても素晴らしく、

今まで経験した事が無い、異彩の美術館でした。

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(館内写真が撮れない無いので入り口だけですが…)

その他にも、ベネッセハウス、ANDO MUSEUM 、古民家やその辺に無造作に展示している

草間弥生のオブジェなど、一日中居ても飽きのこない不思議な町です。

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それと訪れて驚いたのは、遠い海外からの観光客が沢山来ており、

(おそらく欧米諸国からと思われる白人の方々)

大袈裟ですが日本国内とは思えない、遠くの国へ来たと勘違いする感じでした。

 

こんなに近くに、異国な気分を味わせてくれる直島、訪れる価値は大ありですよ〜!!

僕は、違う季節に絶対にまた再訪する予定です。。

 

ちなみに、地元の食材で作ったご飯も大変美味しかったですよ。

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M.OMURO

 

 

 

 

 

下準備は 出来ていますか?

こんにちは

暑い日が 続いてていますが みなさん いかがお過ごしでしょうか。

僕の家は 今 クーラーが 故障中のため 寝苦しい日々が続いています。

そんな中 おとついやっと 夜に修理にやってきてくれました。

今日から 快適に寝れると思いました。(ウキウキ)

それから クーラーをばらし 中をみて ガスチェックなど

見てもらい おそらくガスが減っているとの事。

ガスは2階の室外機から充填するらしく 梯子をかけて作業しなければ

いけないのですが・・・

いやな予感が したんです。

取り出してきた 梯子が ・・・(短かっ!) と思いました。

あっ 二つ折りになってるのか

それを 伸ばしたら・・・ (やっぱり 短かっ)

案の定 届かなくて 今日は取り換えが出来ません。(でしょうねっ。)

こんな オチで 修理は持ち越しで 休み明けまで 暑い日が続くのでした。

唯一の救いは 無料でやってくれるとの事。(そこはラッキー)

 

 

昨日は そんな暑さを紛らわすかのように 岡山の倉敷にドライブを兼ねて

お出かけしました。やっぱり車の中は 快適ですね~

児島・玉島・水島・船穂・真備・などいくつかの地区があるんですが

今回は美観地区の方に行ってみました。

時間の関係か 夕方近くだったので 人も少なかったです。

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お土産屋などに いくつか立ち寄り買い物して ぶらりと散策です。

食べ物やお土産が さすがに多いです。

 

『倉敷アイビースクエア』

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明治時代の倉敷紡績所を そのまま改装開発されたホテルです。

中にはNHKの朝ドラで有名な『マッサン』のロケ地にも

なった場所だそうです。

さらに 散策すると

なんだか 惹かれるものが・・・

『金賞コロッケ』です。

たくさんの有名人が 食べてるそうで

買っちゃいました。

サクサクで おいしかったです。

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倉敷は江戸時代に天領として栄えた町で

その時代の雰囲気を今でも 味わえる場所でもありますね。

『児島エリア』では 日本のジーンズの聖地ともいわれる繊維の町

『玉島・船穂エリア』では 白桃の産地・白ワインやスイートピーなど

石油精製・鉄鋼・自動車・機械生産の盛んな 『水島コンビナート』

『真備エリア』では 竹林・田園が広がる風景 タケノコが生産地だそうです。

倉敷って歴史や文化 農産物や産業たくさん魅力の詰まった町なんですね。

機会があれば また違うエリアに お邪魔したいと思います。
この連休で 気づいたことは

 

自分の旅は 行きあたりばったりの方が 楽しめるのですが

 

仕事や他のことについては ある程度の 下準備は 必要でしょ!

明日からまた 暑い日が 続きますが 体に気をつけて がんばりましょ~ \(^o^)/

N. Yamaguchi

 

 

 

 

 

 

 

キログラム

朝晩はまだ肌寒い時もありますが日中は30℃を超える日もしばしばとなってきました。

もう夏がすぐそこまでやってきていますね。

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夏の昆虫代表のカブトムシ。我が家にもペアでやってきました。

いただきものですが今年こそは来年に繋がる飼育にチャレンジします。

早速ホームセンターにくぬぎマットを買いにいきましたが最近は外国産の

アトラスオオカブト(オオカブトの割には小ぶりでしたけど)やニジイロクワガタなど変わったの種類

の昆虫も販売されていました。日本の気候も熱帯化してきているので外来種が取れる日が来るかもしれませんね。

 

さて昆虫の評価には希少度合いや重さ、大きさなどで評価されますがその単位のg(グラム)やmm(ミリメートル)

の基準ってどのように決められているのか去年まで全く知りませんでした。

それまではどこかのえらーい学者さんがすごい公式などを駆使して定義しているものだと思っていました。

しかし、現実は結構アナログで1kgの分銅が茨城県つくば市の産業技術研究所に保管されているそうです。

これを日本国キログラム原器として重さの基準が決まるそうです。

そしてこの日本国キログラム原器はレプリカで国際キログラム原器というのがフランスで保管されていて

何年かに一度持ち寄って計測するそうです。

ん?ってなりました?そうなんですよ、この話を聞いたときに各国にあるキログラム原器の重さが変わっていないか

をフランスに持ち寄って計測するって話なんですが基本となる国際キログラム原器はかわらないの?

・・・変わるそうですよ。洗浄の影響で60マイクログラム軽くなったようです。

やはりってことで2018年に改定することが決まったようです。

そこで活躍するのがアボガドロ定数ってやつで、聞いたことあるような名前が出てきました。

炭素原子(質量数12)をアボガドロ定数の数だけ集めた時の質量を12グラムと定義するそうですよ。

 

基準を決めるのは大変なことですね。1889年から分銅を基準に定義されてきたんですが今ナノテクノロジー

が発達したから60マイクログラム変動したとわかりますが、100年以上前に変動はなかったのかといわれると疑問が生じます。

実は基はもう少し重たかったかもしれないですね。

 

日常の生活にはほぼ関係のない変動なので重要ではありませんが今後の技術発展には欠かせない定義となるでしょう。

少し遅いような気もしますが・・・。

 

あっ、今カブトムシがゼリーを食べ始めました。これで確実に60マイクログラム以上は重たくなるはずです。

測りようないですけどね(笑)、では。

 

t.urachi

 

 

 

 

 

 

 

人口が減少する社会

私事で恐縮ですが、諸般の事情から、私が今住んでいる賃貸住宅からの引越し
を検討しております。
とは言っても、まだ引越し先の地域も複数候補が有りまして、その上果たして
家を購入するのがいいのか、今までのように賃貸でいくのか等、未だほとんど
何も決まっていないのですが。
今迄も何度か引越ししてきましたが、今回は子供がいる等の事情もあり、今迄
の様に色々な事が簡単に決まらない。休みの日はウンウン悩んでばかりです。
基本的な住宅に関する知識が足りない、と思って今更ながらそういう関連の本を
読んでみたりしましたが・・・・・・、余計に混乱しただけでした(泣)。
でもせっかく読んだので、どんな内容だったか、印象に残った部分を以下に書い
ておきます。
『国立のある研究所の予測では、2015年からの20年間で、日本の人口は約1450
万人の減少となる。今と比べてそれだけの人間が「消えてなくなってしまう」訳
で、住宅市場も当然その規模に縮小する。ただし新築の住宅の供給を住宅メー
カーが減らしていけば「空家」は増えないが、日本人は「新築好き」なので、住宅
需要の縮小のスピードに比べて、住宅供給の縮小のスピードは緩やかなものに
なるだろう。現在も実際に「空家率」は緩やかに上昇を続けている。買手が強い
状態が続くことで、今後は値下がりしていくほとんどの中古住宅と、ごく一部の
あまり値下がりしない中古住宅に、中古住宅市場はますます二極化していくだ
ろう』というようなことが書かれていました。
この本はあくまで「住宅」に関することだけが書かれているのですが、人口が減少
すれば、その影響であらゆる商品(ATKが販売している商品も当然含まれる)の
市場にも似たようなことが起こるような気がします。
改めて、人口が減少していく社会って大変だなあ、と思い直しました。
今までも「バブル崩壊」や「リーマンショック」で、私自身も大変な思いを経験
してきましたが、その時でも日本の人口は増え続けていた訳で、いよいよこれ
から起こる「人口減少」に果たして日本の社会は耐えられるのか?
そんなことを考えていると、なかなか「家を買う」ということに向かって気持ちの
踏ん切りがつけにくい。迷ってばかりで、ブログの更新も遅くなってしまいました
(当ブログの更新を楽しみにしてくださっている方々、申し訳ありません)。
「購入」か「賃貸」かだけでもそろそろ決めねば!!
M.Kato

ソフトの逆襲

先日、日経ビジネスの中に興味深い記事を発見しました。

 

「企業の経営者は自社の顧客を熟知し、既存事業を守ろうとする。しかし、破壊者は既存ビジネスとは全く異なる事業形態で市場に参入してくるため、初期の段階ではディスラプション(創造に向けた破壊)だと感じられない。誰かがあなたのところにやってきて、「明日あなたの会社の顧客をもらっていくよ」と告げることはない。ただ単に、あなたがそれまで大事にしてきた顧客が、一度も競合相手と見なしたことのないプレーヤーに突如として乗り移ってしまうのだ。その理由は圧倒的な低コストかもしれないし、製品に対する関心の変化かもしれない。いずれにせよ、テクノロジーが未来に与える変化を注意深く観察していない経営者は、いざディスラプションが始まったときには、まるでそれまで何も見ていなかったように感じるだろう。そして、その時点ではもう手遅れなのだ。」
(グーグルXの創設者:セバスチャン・スラン氏の話より)

 

まさに今、世の中で起こっているモノづくりの世界における変化を表していると思います。
簡単に言ってしまえば、IoT革命もその一つ。
モノづくり企業にとっては、今まで想定したことのないライバルが突如として現れる状況になっています。

 

今までのライバルの設定は、ポーターのファイブフォースの考え方をベースに考えられてきました。

 

・既存競合車同士の敵対関係(同業他社)
・新規参入の脅威
・代替品・代替サービスの脅威(新素材・別のビジネスモデル等)
・買い手の交渉力(顧客の購買力)
・供給者の支配力(流通の力関係)

 

この中の「新規参入」が、上記の問題とするところです。
従来は、新規参入する場合、「参入障壁」を乗り越えられるか?が一つの課題でした。
基本的に製造業の場合は、ほとんどが装置産業のため初期投資が非常に大きくなるので参入障壁が高いと言われてきました。
従って、比較的参入リスクの少ない(同業に近い)企業がその対象となってきました。

 

今、起こっている変化の一番大きな部分は、この新規参入企業の業種です。
よく見受けられるのが「IT企業がEMS企業を利用してモノづくりを始める」などですが、
これは単に製造業界に一時期流行ったファブレス企業の延長上にあると考えられるので、さほど気にする動きではないと思います。

 

むしろ気にしなければならないのは、何を重視しているか?です。
ファブレス企業ブームの時期は、「コストダウン」がメインでした。
ところが最近は「技術」の面にかなりシフトしている気がします。
設計者やデザイナーが造りたいものを造るために技術のある企業に製造を依頼する流れです。

 

この変化は、ある意味「マーケット・イン」から「プロダクト・アウト」への回帰に近いかも知れません。
ただ、以前の「プロダクト・アウト」よりもずっと高次元の「プロダクト・アウト」である事は、皆さんが身を持って感じていると思います。

 

「プロダクト・アウト」と言えば、メーカー側が顧客の要望を無視して作りたい商品を押し付けるイメージが強いと思います。
ただ、今の流れは、むしろ「便利さの新発見」的な要素が含まれているのを感じます。
時にはメーカーの一人よがりな商品が市場に出てくる事も有りますが、それはチャレンジ精神の副産物と捉えても問題ないほど、今までの生活方法を変える商品が続々登場しています。

 

なぜ、そのような事ができるのか?
これは、おそらく利益を確保する方法が、従来のモノづくりとは一線を画するからだと思います。
当然、モノを売って利益を得ることも重要ですが、それとは別のプロセスで利益を確保しているので、メーカー側が比較的大胆に市場にチャレンジしています。

 

利益確保の方法としては(特にIT系によく見られる方法ですが)、わかりやすい例で言えば、広告です。
他にもアプリ等での追加課金や使用環境の提案による新しい市場の創造など、ソフトとハードの両面で市場開拓しています。
また、ライセンスの相互使用などを他の製造メーカーに持ちかけて技術を相互使用するなど、利益確保が多様化しています。
ネット業界やソフト業界では同様の手口が横行していましたが、ハード面との相性の良さに気付いた各企業がこぞってそのようなモノづくりを進めて来ています。

 

これまではモノづくり業界においてはハード優位な考え方だったので、ソフトの部分はハードの一部仕様に過ぎなかった面が強かった気がします。
しかし、これからはソフト優位の側面が強くなるので、ハードで利益を確保していた企業は利益の確保が難しくなるかも知れません。

 

極端な話、もし仮にgoogleが車の全面に広告を載せることを条件に自動車を無料に近い形で売りに出した時、他の自動車メーカーはどう対応するのでしょうか?
googleが開発している自動運転の先には、そのような未来を想定しているかも知れません。

 

あなたにとってのディスラプションは、すでに足元に忍び寄ってきているのかも・・・

 

k.yamatani

2015.4.12 工場見学&花見大会

この度、当社では初の試みで、従業員のご家族参加の花見&工場見学会を開催しました。

幸いに良い天気に恵まれ、野外での活動にもって来いの花見日和となりました。
集まったのは総勢約30名!
似通った年の子供が集まって、もう幼稚園状態です。

日ごろ怖い顔して機械を使いこなしている職人集団が、家族の前では照れ笑いを浮かべながら
しっかり説明。。

 

 

ここはこーして
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あーして
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今から溶接しまーす!

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オリャ!

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ほら、こんなん出来ました!     すごーい!

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俺もヨーセツ見せてやるぜ!

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どや!綺麗やろ!     機械やけど・・・

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このおっちゃん怖い!けどすごいな~

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ひやー、火花散ってる火事や~

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はい、先生の言うこと聞いてください~

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ふむふむふむ こうしてパイプって切っているのかー

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そろそろ飽きたかな・・・

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では次のおっちゃんの出番やな~ よっ宴会部長!

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どんどん焼こうぜい!

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私のある!?

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若い奥さん見つけてピース!(部下の奥さん!?)

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コーン美味しそう!

ちょーだい、ちょーだい コーンのおっちゃん!

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今日は負けへんで! と、いつもの力比べ。。

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いや~楽しい一日でしたね!

 

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また、やりましょ~

 

 

 

あ、そういえば花見なのに綺麗な桜の写真が一枚も無い・・・・

綺麗なサクラでしたよ~ ↓こんな感じ!

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M.omuro

 

 

グランドオープン!

今晩は
 
ようやく 完成!
約5年ぶり 総工費24億円!
 
世界遺産 祝 グランドオープン! \(^o^)/
 
『姫路城』に行って来ました。
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今日は すごく 天気も良く お城も メチャクチャ綺麗に見えました。
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あまり のんびりしてると 遅くなると思ったので、
 
さっそく
 
いざ! 天守閣へ \(^o^)/
 
天守閣に 入るのに先着 15000人までで
整理券を もらって天守閣まで 約1時間半の道のりでした。
 
ちなみに 入場料は大人1000円・小人300円です。
 
お城の中に入っていく時に 暇つぶしに 自分なりに どう攻めるか
イメージしながら 上がって行ったんですが…
 
入るなり 即死ですね (ToT)/~~~
 
『挟間』(さま)
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お城の天守や櫓 土塀の壁に開けられている丸や三角 四角の穴があるんですが矢や鉄砲を放つための穴で挟間(さま)というものや簡単に上がれないよう迷路のような道のり
 
直角になった道 挟み打ち 高い石段 急な階段
 
攻める敵の心理状態にも効果を与える仕掛けが たくさんでした。
 
それにしても 昔の人は よくこんな 大きな石 岩を積み上げましたね。
 
重機も何もない時代に・・・すごい!
 
今は 重機や便利な道具や工具がありますが お城を作れる気がしません。
 
知力 気力 工夫 指揮力 など自分達で 何かを生みだし形に変え
 
持続する力が必要ですよね。 (ToT)/~~~
 
 
話しは 変りますが
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瓦と瓦の継ぎ目には 白い漆喰が施され 防火や耐火を前提に採用されてるそうです。
 
以前はカビなどで 黒く見えていたらしいです。
 
 
なので 今の綺麗な 『白すぎ城』は 今のうちに見たほうがいいのかもです。
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『黒田官兵衛』のゆかりの地でもある『姫路城』に興味のある方は、一度訪れて見られては?
 
N.yamaguchi
 

工場見学

先週は色々な工場を見学させていただく事が出来ました。
 
DMG MORI SEIKI伊賀工場、DENSO高棚製作所、TOYOTA元町工場 の三件を一気に見学させていただきました。
 
よく話に聞く自動化(自働化)やかんばん方式、あんどんなど本や講習などでよく例にあげられる 実物を見てまいりました。
仕組みが出来上がっているので一見は自然な流れに見えます。
ライン作業で表示灯があり異常が出たら責任者に知らせる。責任者が駆け付け異常を治す。 その間にラインが一定以上進むと停止する。
文章にしてしまうと何処の工場でもやってるよって感じになりますが実際の完成度は桁違いです。
 
表示灯内容、かんばんの内容、異常の表示や組立の手順を作業者が当たり前の様に理解し普段の作業として 行っているということ。
それには年間60万件の改善を行うという途方もない取り組みが行われている。
それを可能にしているのは一人一人が考え行動できる人間作りである。
実際に保全や環境や品質など色々分野をわけて専門に取り組んできた講師が教えたり 道場と名付け全社員が学べる場を提供するなど、人材教育にはとても力を入れていました。
 
よく聞く物づくりは人づくりと言う言葉がありますが、それが徹底されている現場ではあると実感できました。
 
中には、このような事は大企業しか出来ないよとか人員に余裕がねえーなどと聞こえてきそうですが、余裕があったらから人材教育が出来たのか?人材を育てたから余裕ができたのか?
もう一度考えてみると面白いかも(迷宮入り間違いなし)
 
MORI SEIKIの工場に10年ほど前に見学に行った人の話を聞くと規模は大きいが過酷な現場模様だったそうですが、現在工場内は温度、湿度管理され快適な職場環境で清潔に保たれてました。
機械の土台を切削したり焼き入れしたりと作業は行われているのですが、通路や製品置き場にはキリコやゴミが一切落ちてなく、スリッパや靴下で歩いても大丈夫なぐらいきれいに清掃されていました。
一つ驚いたのはマザーマシーンを作っている森精機の工場内で土台を削っている大型の機械は東芝製でした(笑)
 
今回の工場見学でよく耳にした言葉に「フレキシブルに対応する」があります。
森精機の現場内では使用する治具がワゴンにまとめてあり、加工する機械により専用の治具が使用されていて段取り替えの時間を短縮していました。
トヨタの組立ラインにおいてはクラウン、エスティマ、GS、マークXなどがランダムに流れていました。
大企業の現場でも大量生産にこだわらず段取り替えの回数が増える変わりに時間短縮にこだわり徹底的に無駄を省き驚異的な時間短縮を実現していました。
 
こうして社内の現場を見てみると改善するポイントがたくさん見つけられワクワクしました。
早速フレキシブルに改善(小さなことをコツコツと)するぞー。
 
展示車に話題のMIRAIがあったのでアップしますね
 
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これがMIRAI
 
 
これがSHANAI
 
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他にもLFAや86やランクル復刻版も展示されてました。もちろん乗り込む事も可能です(LFA以外)。
 
車好きには楽しい時間が過ごせますよ。興味のある方は是非いかれてみてはいかがでしょうか?
 
では。
 
t.urachi

日商簿記2級・・・その後

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2月に受験した「日商簿記2級」検定試験の結果が返ってきました。
去年の11月に当ブログ上で受験を宣言して以来、少しずつ勉強を続けてきたのですが・・・・・・・

 

結果はなんとか合格!!しており、ホッとしました。

 

下のメールが、商工会議所から送られてきた、合否を知らせてくれるメールです。
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実は「日商簿記2級」は10数年前に途中まで勉強したことがあったのですが、
分量の多さや、内容が当時の自分にとって難しすぎた等の理由で、当時は途中で挫折してしまいました。

 

今回も正直、勉強の途中で何度か挫折しかけましたが、当ブログ上で受験を宣言してしまった手前、
安易に逃げることが出来なくなり、結果的に勉強を継続することが出来ました(ある意味、狙い通りと言えるかも)。

 

個人的にはリベンジも果たせたし良かったです。

 

応援して下さったに感謝、感謝です。

 

M.Kato

資本主義経済の行方

先日、フランスの経済学者トマ・ピケティ氏が来日して、チョットしたフィーバーが起こりました。

 

彼が提唱する内容は連日テレビや新聞・雑誌で取り上げられたので目耳にした人も多いと思います。
簡単に言うと、こういう事です。

 

r(資本収益率) > g(経済成長率)

 

要は、資産を運用して得る利益と働いて得る所得では、資産を運用して得る利益のほうが大きいという事です。
ただ、普通に考えて、給料を支払う側が満たされていないと社員の給料を上げるとは思えないので、給料を支払う側の心理から考えると何となく腑に落ちます。
特に株主が強い欧米諸国では、その傾向が強いと思われます。
結局のところ、「利益の配分は発言力が強い側に引っ張られる」だけの話だと考えれば、それほど革新的な公式だとは感じません。
むしろ、その関係性よりもそれぞれの伸び率の違いが格差を生んでしまう事に問題があります。

 

 

この理論は主に個人の経済格差が発生する根源として取り上げられているのですが、企業においても同じことが起きています。

 

例えば、積極的に資本を展開して世界規模で拡大している企業と国内に留まっている企業の格差です。
国内に目を向ければ、大手企業・下請け企業・孫請け企業の企業間格差も資本力が大きい大手企業と資本力が小さい孫請け企業の格差は広がる一方です。
大手企業には比較的発言力のある労働組合もあるので、賃金に対して発言力を持たない零細企業社員との賃金格差も広がっていると思います。
また、大手企業の下請け企業や孫請け企業は、上位の企業から年々強制的なコストダウン要請を強いられている企業関係もあると聞いています。
その結果、改善や経験による効率化によって浮いた利益は、ほぼ全て上位企業に吸い上げられる構図になってしまっています。
従って、それらの企業では給料を上げる余地がほとんどありません。

 

結果として、資本力のある企業と資本力のない企業の格差は広がる一方です。

 

ただ、企業格差は企業努力の差の側面もあるので、全てに問題がある事だとは言い切れません。
また、企業方針として規模の拡大を望まない企業もたくさんあります。

 

企業努力や企業方針とは別に格差を生み出す要因があるとすれば、ピケティの理論は企業間格差にも当てはまるのかも知れません。

 

 

ピケティが提起した資本主義経済の欠点を改善する為に「政策で格差を解消できないか?」という考え方が一つのテーマとして取沙汰されています。
ただ、彼が提起した欠点は資本主義の欠点ではなく、むしろそれを運用する人間の欠点ではないかと思います。
富に対する人間のエゴが格差を生み出し、強いものと弱いものを生み出してしまっている。
それが顕著に表れてしまうのが資本主義経済なだけで、そのシステム自体はそれほど問題があるとは思いません。
例えるなら、スピードがよく出る車に乗った運転手がスピード違反をした時に「スピードが出る車が悪んだ!」と言っているようなものです。
そのように考えれば、その場しのぎの政策よりもむしろ幼少期からの教育の方が重要なのではないでしょうか?

 

また、この理論は資本収益率がマイナスになる時、公式が成り立たなくなる場合があります。
資本収益率がマイナスになる時とは、どんな時か?と考えると、世界的に資産の暴落が起こった時です。
どのような時に資産の暴落が起きてしまうのか?と考えれば、一番わかり易いのが戦争です。

 

今、世界で起こっている戦争やテロなど、その根源の一つに資本主義が生み出す人間のエゴがあるのであれば、復讐の連鎖を止める方法は別にあるのかも知れません。

 

 

本の内容に賛否両論ありますが、ピケティが提唱した問題が資本主義経済見直しのキッカケになった事は間違いないと思います。

 

いつの日か、貧困と差別がベースになった戦争やテロがなくなることに資本主義経済が寄与できることを願いたいと思います。

 

le capital

 

k.yamatani