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鼎の軽重を問う

先日、マイクロソフトが創業以来初めて早期退職者を募集しました。

注目すべきは、その条件。

それは「シニアディレクター以下で年齢と勤続年数の合計が70以上」の人(営業職を除く)というものです。

ちなみにシニアディレクターとは、簡単に言うと部長より上級の立場の人達(執行役員・統括部長・事業部長など)です。

仮にこれを自身の企業にあてはめてみてください。

あの人も…この人も…いわゆる中堅・ベテラン社員のほとんどが該当すると思います。

世の中が急速にAI中心の世界に塗り変わってきています。

ただ、この現象は「AIが仕事を奪っているのではない」と思います。

今、AIに代替されているのは「仕事」の中の「作業」です。

仕事の中の作業をAIに任すことが出来れば、その人の生産性は上がります。

だから管理者の仕事が劇的に改善して、半数以下で十分になる。

要するにAIが仕事を奪うから人が不要になるのではなくて、AIを活用して生産性が上がるから中間管理職が不要になっているのです。

正直言って、中間管理職が名誉職化している企業も多々あると思いますが、AIの存在が脅かしているのは、その名誉。

そして、AIが作業を代替することにより居場所を失うのは無知な新卒社員も同様です。これまでは「新しい」事が一つの価値を生み出していましたが、これからは新しいだけでは必要とされません。

特別な技術、知識、行動力があるか?

もしくはAIを使いこなせるか?

どんな武器を持つのかは自由ですが、丸裸で戦場に飛び込まないように注意してください。

AIが人間の価値を変える存在になってきています。