ブルーライト

過ごしやすい季節がやってまいりました。
朝晩も涼しくいくらでも寝れる気がしますね。

周りには夏の疲れが一気に押し寄せてきた方がチラホラ。
気を抜かずに秋を楽しみましょう。

さて、ブルーライトメガネなんて言葉を最近見聞きしまして
早速調べてみました。
パソコン専用メガネとかがそれにあたるのですが、いったい普通のメガネとどう違うのか
というとパソコンやテレビに使用されているLEDモニターには可視光線の中では
もっともエネルギーを持つ光(ブルーライト)が発しているそうです。

青い光は散乱しやすく目のピントを合わせるのに負担がかかり目が疲れやすくなります。
自然界では朝の太陽光に多く含まれていて体内時計の調整に役立っているとか・・・。
ですから夜にブルーライトを浴びすぎると睡眠に支障をきたすかも。

ちなみにスマホにもこの光は多く含まれているそうです。
かなりリアルなゲームがあったり便利なアプリが増えているのでとても
楽しく使い勝手が良いでしょうが目の疲れにはご注意を。

秋の夜長にスマホでゲームしすぎると眠れなくなっちゃいますよ

t.urachi

阪神の弱さは天文学的?

9月3日の某一般紙のスポーツ欄の見出しに「トラ 優勝の可能性消える・・・・・・」
とありました。この日阪神は勝ったのですが、首位の巨人が勝ったために、リーグ優勝
(=ペナントレース1位のこと。ただし3位以内に入り、クライマックスシリーズに進出
することは含んでいません)の可能性が、この日に完全になくなったのです。
ちなみにこの前日(9月2日朝)、阪神の優勝の可能性が残っている時点での勝敗表(抜粋)は
以下の通りとなっておりました
                                    
         試合数 勝   負  引分け 勝率  残り試合数
1位 巨人   116   69   35   12   .663   28
2位 中日   117   61   42   14   .592   27
3位 広島    (省略)                     
4位 ヤクルト    (省略)                     
5位 阪神   117   43   62   12   .410   27
6位 DeNA   (省略)

阪神がここから優勝するためには、首位の巨人が残り28試合を0勝28敗、又は
0勝27敗1分けとし、かつ阪神が残り27試合を27勝0敗又は26勝0敗1分けとした場合
阪神 70勝62敗 .530 又は69勝62敗 .527
巨人 69勝62敗 .527 又は69勝63敗 .523 
となり、わずかに阪神の勝率が巨人を上回るか、又は同率となります。そしてこのよう
な奇跡的なことが起こったとしても、現在2位の中日が残り27試合を8勝19敗とした場合、
中日 69勝61敗 .531
となるので、中日は残り27試合を8勝19敗未満としてもらう必要があります。
同様に現在3位の広島、4位のヤクルトが阪神の勝率を上回らない場合、阪神は見事
大逆転優勝!!となるわけですが・・・

この「可能性」(9月2日朝の時点での阪神優勝の可能性)がどれくらいなのか気になり、
「どのチームも残り試合に勝つ確率は毎試合50%(引分けは起こらない)」と仮定して
計算しようとしたところ、巨人と阪神の勝敗の条件だけを考慮した段階で、阪神優勝の
確率は何千兆分の1とか何京分の1とか、およそ天文学的な数字となってしまいました。
(中日の勝敗の条件とかを考慮すると更に格段に確率は下がるはずですが、複雑すぎて
とても計算できません)
確かに新聞の言うとおり9月2日朝の時点で阪神優勝の可能性はまだ残っていたのですが、
これは「数学的にゼロではない」というだけで、せいぜい100年の寿命しかない人類にとっての
意味はゼロと言って差し支えないでしょう。

長くなりましたが、そのぐらい今年の阪神に「優勝」という言葉を結びつけるのは難しい。
逆に来年以降の希望があれば救われるのですが、ここ数年とにかく中堅・若手が
育っていないので、来年も、いや来年どころか数年は低迷を覚悟しなければならない
のでは?という不安がよぎります。

調子が良かった会社でも、中堅・若手を育てるのを怠って、気がつくと今の阪神みたいになり、
ベテランが抜けたあとは一気に戦力ダウンした、なんて話はよく聞きます。人を育てるのには
お金と時間がかかるので、ついつい後回しになりがちだと思いますが、やはり多くの企業に
とっては人が経営資源の中核ですよね。ATKも、いつも中堅・若手が元気な会社であって
欲しいと思います。

M.Kato

特別講習

今週の木曜日と金曜日に溶接の安全特別講習に行きます。

私は溶接の免許を取得する際に講習を受けたが、その時の講習は基本的なことを勉強しただけだった。

今回は、安全に関することを重点的に勉強します。

仕事で作業をするときに、作業効率を優先すると安全がおろそかになってしまったり、

ある程度経験を重ねると、慣れから作業が雑になってしまい、安全に対する意識が低下し事故につながる。

今、仕事の注文が小ロット多品種になりつつある中、より作業効率をよくしなければならないが、

安全を十分に確保した上での作業効率の向上を目指して作業をしなければならない。

そのための勉強をしてきます!

今回は溶接についてだけ講習で勉強するが、ATKで扱う作業は溶接だけではないし、

他にも色々な機械を使って作業をするから、この講習をきっかけに安全に関する意識を高めて、

色々な機械、作業に関する安全を勉強していきたいと思う。

栗山

のぼうの城

こんばんは 

最近 『のぼうの城』という歴史小説を                   

読みました。 \(^o^)/ 面白かったんで 少しだけ紹介しますね。  

 

 

時は戦国時代  

天下統一を目指す豊臣秀吉が 北条家を滅ぼそうと小田原城を攻め 

その周囲にある北条の支城を次々と攻略していきます。 

 
  

『水攻め』   

城を人工の堤防で囲み そこに河川から水を引き入れ 城ごと敵を溺死させる。 

この戦術を 秀吉は気にいっていた。 

 

秀吉は 石田三成に 手柄を立てさせようと 『忍城』の攻略を命じます。 

秀吉に憧れている 三成は『忍城』に向かいます。2万の兵を連れて。 

 

 

これを迎え打つのが 『忍城』の城主となった 成田長親 この本の主人公です。 

 

この男 不器用で刀・槍も使えない。武士らしいことは なに一つない 

役に立たない ただただ大きいだけ。 でくのぼう ということから 

『のぼう様』と農民からも呼ばれ親しまれている人物です。  

 

忍城には約500人。(農民らを含め約2千) 

 
 

 
三成は 「水攻め」がしたくて しょうがありません。って感じで  

 

20000人 VS 500人 圧倒的不利なのに  

「のぼう様」は 「戦いまする」って言っちゃいます。 (ToT)/~~~

「のぼう様?」 「このひと ちょっとズレてる?」って感じで 

 
絶体絶命の『忍城』をどう凌いだのか  

少数で多数を圧倒する話です。  

 

 

一人ひとりの登場人物もそれぞれ魅力的でとてもよかったです。

今年11月2日に映画化され公開されます。いまから 楽しみです。 

 

 

この話は 実話をもとに書かれたものなんですが 今まで歴史上には  

織田信長 豊臣秀吉 徳川家康 などのリーダーのイメージが ありますが  

この本に描かれている主人公は今までにない 

新しいリーダー像なんでしょうか? これもありかな? 

なんて思っちゃいました。  

 

 

少数 多数 関係なく どれだけ本当にまとまれるか 

まとまって一つのものに集中した時 大きな力が 

得られるんでしょう。 

 

 

何一つ取り柄のない「のぼう様」 

たったひとつ 農民や周りを惹きつける 

『人気』があった。   
 

天才か? ただの”でくのぼう”か 

 
豊臣軍にケンカを売った でくのぼう がいた。 

この男の 奇策、 とんでもないっ!! 

 

 

今年おすすめの 映画です。(あれっ 本を紹介してたんですが 

映画もお勧めということで )

 

普段でも 人とは違った感覚  

ちょっとズレてる感覚は 必ずしも 悪いことでは   

ないですよ。って思います。 

周りが理解できないだけなんです。 

 

ちなみに 映画の主題歌は 『エレファントカシマシ』の  

「ズレてる方がいい」という曲だそうです。 

最終的には (ズレてて良かった)みたいな話です。(笑)  

N.yamaguchi
 

  

 

組織力

オリンピックが盛り上がっていますね。

 

特に今までメダルに手が届かなかった競技での頑張りが目を引くシーンが多いです。

 

その中でも団体競技での成果が際立っているような気がしました。

 

団体競技の場合は、個人の能力とは別にチームワークや連携など様々な要素が絡んでくるので、日本人には向いているのかも知れません。

 

 

エーティーケーでは、組織づくりにおいて「責任の所在を明確にした上で、誰が抜けても機能する組織」を目標に組織づくりを進めてきました。

 

目的は、大きく分けて3つあります。

 

一つは、各個人の多能工化による加工体制の柔軟化。

 

各個人が2つ以上のポジションを支障なくこなす事ができれば、加工方法や納期対応に選択の幅ができます。

 

次に、無理のない有給休暇の取得。

 

弊社のような小規模企業では、一人ひとりの仕事の比重が大きくて有給休暇の取得が非常に困難です。

結果として、病気や私用でどうしても休まなくてはならない場合に有給休暇が充てがわれているので、有効に利用されているとは言えないのが現状です。

 

そして、最も大きな目的が管理者の学習時間の確保。

 

ある程度の立場になると仕事に追われて一日を過ごしてしまうため、管理面において間違った知識や思い込みによる非効率が発生しかねません。

そこで別の視点から専門知識を得るために様々な講習を受講して、知識のブレを修正する機会を作る必要があると感じていました。 

 

世の中の景気が右肩上がりから右肩下がりへ変化する状況では、現場の生産性を見直すことによって、ある程度は持ちこたえることができたでしょうが、低位安定の状況においては、むしろホワイトカラーや現場管理者の生産性の方が重要視されるべきだと思います。

 

また、それとは別に管理者ほど勉強しなくては、会社の成長が頭打ちになってしまいます。

 

地位や権力は、自分の無知や能力の低さを隠してしまう怖さがあります。

歴史を鑑としてみれば、隠そうとすればするほど地位や権力を乱用して、組織を崩壊させてしまいます。

そして、最終的には非生産的な派閥や内部分裂を引き起こしてエネルギーを無駄に消費する結果となりかねません。

 

 

最近は、若手社員の頑張りによって目標が少しづつ現実化するようになって来ました。 

おかげで納期や仕事の内容に合わせて、人員配置を動かしたり、加工方法を検討する選択肢が広がりました。

管理者も少しづつ講習を受講する時間を取れるようにもなりました。

 

 

自分の実力を知って、支えてくれる人達に感謝して、お互いがお互いの成長をフォローする事ができれば・・・。

 

 

オリンピックの団体競技のメダリスト達が互いを讃える姿に、「個の力」と「チームの力」の融合の大切さを感じました。

 

K.yamatani

講習

暑中お見舞い申し上げます。

猛暑の中いかがお過ごしですか?

熱中症患者数も8000人を超えたそうです。

驚きの数ですね。水分、塩分補給をまめに行なって予防に努めましょう。

さて、7月の初めと終わりに二回、鉄とステンレスについての講習を

受講できる機会に恵まれました。

そこで教わったエピーソードを紹介します。
      
     

 
現在の京セラドームですが、屋根の材料にはステンレスが使用されています。

京セラドーム作成にあたり二つだけクレームがあったそうです。

一つは近隣の住人から「まぶしい」とクレームがありました。言いに来られた

方には、表面がダル仕上げにしてあり光沢は抑えてありますと説明したとの

ことでした。(納得したのかな?)

二つ目は屋根のステンレスに錆が出たということでした。

屋根にはSUS445J2(22Cr-1.5Mo)という材料が使われていますが

錆が出た原因は屋根ではなく、落下防止用の手摺(SUS304)だったそうです。

ちなみに屋根の上に上がるまでの道のりはかなり高くて怖いそうですよ。

 
これは講習内容の一部ですが、やはり知らないことの多さに改めて気づきました。

今後の課題がまた一つ見つかったという感じですね。

当社では若手の教育も兼ねていろいろ講習を受ける機会があるのですが

そこでなにか課題をみつけて、日々の作業に取り組み品質の向上に

努めれれば幸いかと思います。

t.urachi

ロンドンオリンピックが始まりますね

いよいよ今週からロンドンオリンピックが始まりますね。
スポーツ観戦大好きな私には、いろいろ好きな選手がいるのですが、
その中でも体操の内村選手には、その絶対的な安定感から、私は一ファン
というよりも一信者に近く、私の中では「金メダル間違いナシ!!」の存在と
なっております。
そこで彼の得意種目の一つである「鉄棒」ですが、あの鉄棒は本当に鉄製
なのか?と前から疑問に思っていたので(何かたわみすぎるような気が
しませんか?)ネットで調べてみたところ、スポーツ器具メーカーのセノー㈱
さんのHPに辿りつきました。そのHPによりますと、
「鉄棒の素材は直径28ミリのパイプで、バーにはワイヤーが心入りされ
ており、特殊鋼メーカーにおいて鉄棒専用の材料として製造され、研磨後
独特の弾性に焼入れされたもの(特殊鋼超仕上)。内管:クロームメッキ
仕上」
とのことです。あのたわみすぎる感じの鉄棒は、特殊鋼とはいえ鉄製の
パイプの一種だったんですねえ~。長年の疑問が一つ解けてスッキリしました。
(本当にインターネットは便利ですね)
では寝不足に気をつけて、オリンピックを楽しもうと思います。

M.Kato

無力

自分はわりと器用だと思っていた。
ある程度の事なら何でも出来ると思っていた。

今、切断機の改造をしているがなかなか進まない。
油圧のホース1つ交換するにも、ホースの種類もわからないし。
ジョイントも種類が多くどれを使えば良いのかわからない。

電気配線図を見ても何がなんだかわからない。
ただ部品を交換すると言う作業は出来ても、
今の自分ではそこにたどり着けない。

自分自身の知識の無さにあきれてしまう!!

自分で切断機を改造すると言い出したのだから、
もっと真剣に機械について勉強しなければいけないとおもった。

                            栗山

忙しい時にこそ

こんばんは
 

6月12日に利き手の小指を怪我をしてしまいました。  

今回は一瞬の油断で 怪我に繋がったものです。 

 
会社には 多大な迷惑をおかけして 申し訳ないです。 

明日から 治療に専念できるよう 入院します。 

みなさんから 時間を頂いたことに 感謝感謝です。 

 

人が減って 現場が 忙しくなった時に  

『忙しい』は (りっしんべん) 心を亡くすと 書きますが  

忙しい時にこそ 一呼吸おいて 冷静に考えて 対処しましょう。  

 

これ以上 けが人の出ないことを 祈りつつ   

行ってまいります。  

N.yamaguchi

 

 

頭の中のモノサシ

数カ月前、世の中が地デジに移行する流れに沿って、我が家のテレビも買い換えました。

 

そして、いつの間にかテレビを観る時間が増えました。

 

と言っても「画像が美しくなったから」とか「番組表で簡単に番組が選べるから」と言った理由ではなく、「録画が簡単にできるから」と言うのが一番の理由です。

 

実は、「テレビを観る時間が増えた」と言っても、ほとんどが録画した映像です。

気に入った番組は自動録画に設定しておいて、時間がある時にゆっくり観るのが習慣になってしまいました。(もしかしたらリアルタイムで見る映像は、ニュースとスポーツ番組ぐらいかも・・・。)

 

気に入った番組ほどゆっくり観れるので、同じようなタイプの人は結構いるのかも知れません。

 

 

先日、NHKのスーパープレゼンテーションという番組で紹介されたプレゼンの中に興味深いプレゼンがありました。

それは、「特定のテレビ番組に関連するキーワード」をソーシャルネットワーク上でリアルタイムに収集して、番組の反響を地域毎に地図上に表現するものでした。

 

現在のソーシャルネットワーク環境であれば、リアルタイムに番組の反応が現れます。

そして不思議な事に、その反応は視聴率とは全く別の視点の反応を示しました。

地域によって反応が違う場合もあれば、ある一定のタイムラグの後に大きな反応を示す場合など、単に一つの番組と言っても様々な反応があることがリアルにわかるようになりました。

 

これは、番組の価値を「視聴率」という平面的な数字でしか測れていない現状においては、大きな意味を持つ試みだと思います。

今回の試みにより「視聴率の良い番組」が必ずしも「面白い番組」というわけではなく、様々な反応を呼び起こす「奥行きのある番組」こそが「面白い番組」なのかも知れないという新しい視点がもたらされました。

もちろんソーシャルネット環境という一面だけからのデータなので、それが全てに当てはまるとは思いませんが、新たな視点という意味では、たいへん意味のある結果だと思います。

 

そして、今回の試みは番組の価値を測る際の「新しいモノサシ」をもたらしました。

 

 

このような「モノサシ」の変化は、テレビ番組に限らず様々な業種や環境に起こりうることだと思います。

 

例えば、長らく規模の経済が支配していた鉄鋼業界では、扱い量の多さが会社の規模や内容を想定させていました。

「◯◯トンの常時在庫!!」や「◯◯トンの加工能力完備!!」と言う謳い文句が多いのは、そのためです。

 

ところが昨今の市場の冷え込みにより、それが必ずしも会社の内容を反映しなくなってしまいました。

むしろ「余剰在庫」や「余剰設備」を想定させるため、マイナスのイメージもある程です。

 

 

時代の変化により、モノサシの種類も変わっていきます。

モノサシが違えば正しい内容を測れないので、いくら戦略を練ったところで通用しません。

 

 

「自分達は、その時代に適したモノサシで測れているのか?」

 

 

たまには、頭の中の道具の入れ替えも必要ですね。

 

k.yamatani