ノーベル賞受賞

こんばんは 

 

今や 日本中が 『 iPS細胞 』 一色。 

 

 

最近の暗い世の中に  

このたび 『ノーベル医学生理学賞』 を受賞した 『山中伸弥 教授』が 

明るい話題とともに一筋の光を持ってきてくれました。  

会見では 喜びの中に 謙虚さと責任感を持った  ナイスな人柄ですね。 

日本人として うれしい限りです。

 

 

 

ところで   『 iPS細胞 』ってなに?  

って思ったので さっそく 調査\(^o^)/

 

 

正式には 『人工多能性幹細胞』って言います。 

 

多能性って言うのは 皮膚や心臓、 神経など 体をつくっている いろいろな   

細胞に なれるという意味です。

そんな力のある細胞を幹細胞と呼び それを 人の手で作ったということです。 

 

 

もともと、体の中には様々な 幹細胞があって 

その中でも すべての細胞になれる究極の多能性を持った細胞がある。 

それが 受精卵だそうです。 

受精卵のような力を 『 万能性 』って言うそうです。 

『幹細胞』よりも上です。 

 

人や動物は受精卵から体のすべての細胞を作り出しています。 

受精卵は分裂を繰り返し 数を増やしながら  

さまざまな臓器や組織に変化する。 

一度 心臓や筋肉の細胞に 変化した細胞は  

変化前の状態には 戻らないと考えられてきた。 

 

 

そんな中 実験で 遺伝子の働きを 調べ 何回も 繰り返し  

世界で発表された重要そうな遺伝子も加え 24個に絞り込み 

さらに作業を続け 4個の遺伝子にたどりついた。 

皮膚細胞を取り 4つの遺伝子を入れ 培養することで 

『 iPS細胞 』  が作られたそうです。  

これが応用化され 企業や経済にも大きな影響を 与えそうですね。

 

 

これからは 臓器移植しないで 自分の皮膚から作った細胞で 

臓器を治せる日が 近い将来にくるかも 知れませんね。 

 

今回の実験でも 1回成功するのに 10回以上 失敗する 

失敗を恐れずやり続けた 努力の賜ですね。 

努力は報われる いい例だったような気がします。 

 

 

ちなみに 『 iPS細胞 』の i が小文字なのは 

流行りの アップル社の 『iPod』にあやかって  

広く普及してほしいとの 遊び心だそうです。 

 

今回の受賞で  

 難病を抱えた 世界中の患者さんに 

 『 希望 』を 与えたのは間違いないでしょう。 

 それが 早く 実用化され 花ひらくことを 期待しています。 

    

 『  受賞  おめでとうございます。 』

   

N.yamaguchi