皆さんこんばんは。
今回は少し難解な問題に挑んでみたいと思います。
先日、国内大手の新聞社、朝日新聞が大きな誤報を報じた事で訂正と謝罪を行いました。
まず一つは、戦中に行われた従軍慰安婦問題の吉田証言。
もう一つは、福島原発事故当時を詳細に記載された吉田調書。
この問題、色々な角度で捉える事が出来るので私見として考えてみたいと思います。
まずはどの角度から見るかが、最終結論まで一貫してしまうのでそこが重要なポイントと
思います。
角度とは? そう右か左か…。
先日、とある雑誌で
右派とは…
靖国参拝 反中反韓 原発推進 憲法改正
左派とは…
反戦平和 反原発 憲法9条支持 自虐史観 反天皇制
と、この様な事が書かれていました。
なるほど…確かに分かりやすい。(本当の右翼と左翼の意味とは別ではあるが)
では、今回の朝日新聞の報道を照らし合わせると…明らかに右では無い!とよく分かります。
この報道は、戦争を酷く卑劣な出来事と認識させる為に、問題を諸外国まで認知させ自国民が
自虐的な発想を連想させる事。
それと悪魔の様な原子力は人間の力ではコントロール出来ない殺人鬼と思わせる事。
と、こんな意見もあった様です。
もしそうなら、この報道は誤報でも何でも無く世論の誘導と思われても仕方ありません。
または朝日新聞が持つイデオロギーの発信源とも言えます。
では右派が良くて左派が悪いのか?
そんな事は絶対無く、戦争や原発などは誰が考えてもいずれは無くしたい物なので
こういった大きな問題は対立思想では無く、是々非々で捉えるべきと思われます。
そういう面でも今回の報道は、ちゃんとした反戦反原発論者の足を引っ張ったのではない
でしょうか。
よくテレビ等に出演するジャーナリストは事あるごとに言論の自由を主張します。
もちろん自由な民主主義国家には当然な事ですが、あまりにも自由すぎて我々の様に、
普段生活している市民には真実が伝わっているのかが疑問に思えます。
話は飛びますが、最近イスラム国等による中東アフリカ問題が激化しています。
これは明らかに思想の違いによる戦争と考えても過言では無いと思います。
人間が一度思い込むと、戦争にまで発展する程の “思想の違い”
その大きな部分を担う報道には、中立でちゃんとした真実を伝えて欲しい物です。
M.Omuro