右から来たものを左へ受け流す・・・

「右から・・・右から・・・何かが来てる。 僕は、それを左へ受け流す~。」
            
数年前に一世を風靡したムーディー勝山さんの歌。
 
もしかしたら「何かが来てる」のが「左から」ならば、それほどヒットしなかったかも知れません。
 
  
先日、京都で行われていたフェルメールの展覧会に行ってきました。
(詳細はこちら→「フェルメールからのラブレター」 
  
そこでふと思ったのですが、フェルメールの描く絵のシーンは、ほとんど左から光が差し込んでいます。

同じ会場で展示されていたレンブラントの弟子達の絵も左から光が差し込んでいました。
 
ちなみに葛飾北斎が描いた冨嶽三十六景の波もほとんどが左から流れています。
  
これは偶然なんでしょうか?
 
おそらく人間の感覚として、左から右に何かが流れるのは自然なんだと思います。
※北半球の人達だけと言う説もあるようですが・・・
   
逆に右から左に流れる物には何となくストレスを感じます。
 
横スクロールのゲームのほとんどが右から敵が現れるのも、その影響かも知れません。
 
だから、冒頭の歌詞では「右から何かが来てる」から意味があるのであって、左から来ていたら当たり前のように受け流すので、全くウケなかったかも・・・。
 
  
ちなみにエーティーケーでは、この感覚を現場のレイアウトや作業工程に反映できないか検討中です。
 
右利きが多いので左から材料を流すのが自然なのですが、右から流した方が材料の異変に気付きやすいとか・・・。
 
量産の仕事は、左から流した方が疲れにくいとか・・・。
 
目に見えないストレスの原因を減らすことで作業の精度が上がれば、願ったり叶ったりですね。
 
k.yamatani

ラテラルシンキング

夏到来ですねー。去年よりはすこし暑さもましでしょうか?
朝晩はとてもすごしやすく、ときには寒く思えるときもあります。
今年は冷夏なんてことも考えられるかも・・・。
(1993年の冷夏のときより今年のほうが平均気温は低く、日照時間は短いそうです) 

それでも今年はひんやりシートやひんやりタオルが売れているようです。
nasa開発のアウトラストという素材を使用したシートなんてのもあるそうで
効果が期待できそうですね。なんと宇宙服にも使われている素材だそうですよ。
 

さて、ラテラルシンキングってご存知でしょうか?
いろいろな角度から物事を見ておもいもよらないところから
成果を出す考え方。逆転の発想なんかと似てるのでしょうか。

 
取っ手が取れるおなべとかいい例ですよね。おなべとして使った後、料理の保存を考え容器と
しても使えるとか。
他には携帯とカメラとかも一緒になっていますし、最近ではパソコンと電話とか。
場所によっても必要なものはかわってきますので、アフリカでは携帯電話と懐中電灯などの
組み合わせもあるそうです。
ところ変われば携帯も変わるってかんじですね。
 

もちろんラテラルシンキングとは逆にロジカルシンキングって考えもあります。
常識を積み重ねる考え方ですね。もちろん大切な考え方です。
携帯電話としての能力を高めたり、頑丈にしたり、軽量化したりとか。
 

この二つの考え方は逆のようでもあり、ある意味考えるという過程ではどちらも似ていますね。
 

電話として進化してきたからこそのカメラつき携帯だし、取っ手が取れてもお鍋はお鍋(収納するとき超便利)。
 

どちらかの考え方に偏るんじゃなくて、考える上ではどちらも不可欠ってことですね。 
ただ正解はひとつじゃないってことを前提に考え始めることが大切、って思う・・・・・・・・今日このごろです。

t.urachi

スパイス

こんばんは

 

この前の金曜日に仕事が終わってから 

研修生の暮らしている寮に行ってきましたよ。   

 

 

いつも行った時に ごちそうになっているので 

たまには 自分が作ったものを 食べてもらおうと 思って。 

 

最初に買出しに行って みんなで料理開始!  

自分は焼きそばを無性に作りたくて (自己満)ヽ(*´∀`)ノ 

出来上がり!  

 自分のは これだけ! 

(簡単すぎるって!?)  

 

 

 あとは 研修生さんが 作ってくれました。 

  

ド~ン 

 

 研修生は料理の味付けに 塩 コショウを 使わないんです。 

(自分は結構使うんですけど) 

 

普段は 滅多に料理はしないんですが たまに作ってみると 

なかなか楽しいものです。

 

『美味しい』です。! 

 

一言もらいました。(言わせてませんよ。) 

お世辞でもいいものです。   

 

 

ものつくり においても 出来て当たり前の世界ですが 

 『褒め言葉』 と言うものは やっぱり いいものですよね。  

それが いいスパイスになる時があるんです。 (^^♪

 

 

あと2ヶ月しか日本にいないのは 残念です。 

3年前に海の向こうから 明るい新鮮な空気を 運んでくれたのは 事実。 

今度は 向こうに いい思い出と (塩 コショウ)を もって帰ってもらいたいものです。 (冗談です。) 

それでは 

                                                                              n・yamaguchi

 

 

3人寄らば、必ず師有り

先週末は、富士山へキャンプに行ってきました。
         
天気が最高に良くて、思う存分自然の心地良さを満喫できました。
       
そもそも今回の旅行は、9月に中国に帰ってしまう研修生(実習生)との思い出作りの為に企画されました。
         
彼らが日本に来て、早くも3年。
        
正直、彼らがやってくる前は初めての研修生の受け入れに戸惑った部分が多かったと思います。
     
ところが日本に来て一生懸命働く彼らの姿を見て、自分達の方が刺激を受ける事がたくさんありました。

おそらく、年配の方が彼らの働く姿を見た時、ひと昔前の日本の製造現場の姿を思い起こすと思います。

もちろん、研修生の全ての人がそうだとは思いませんが、それは日本人だって同じです。

ただ、理由はどうであれ、仕事に対して貪欲に取り組む姿は、最近の日本人では滅多に見ることができないと思いました。
   
彼らに対しては、「立場や国籍は違うけれども、仕事中は「同僚」であり、仕事を離れれば「朋友」である」と伝えてきました。

もちろん旧来の友人のように接することは難しいですが、それでも国の違いを超えて同じ人間として共にたくさんの事を楽しむことができたと思います。
 
今回の旅行は、そんな僕達の朋友へのプレゼントであり、3年間一緒に働いた同僚への感謝の気持ちです。

彼らが日本に来たら一度は訪れてみたいと言っていた富士山も快く迎え入れてくれていたようでしたよ。

k.yamatani

出る分足す

こんばんは。
暑さも本格的になりつつあり、
さらに今年は「節電熱中症」なんて言葉も出ています。

体調管理に気をつけたいですね。

大量に汗をかくと水分だけでなく塩分も。
というのは今では常識ですが、ひと昔前はそうでもなかったと思います。
さらにひと昔前は、部活動の練習中に水は禁止!
なんてこともよくある話でした。
他にも今、誰でも知ってるよー、てなことが
10年後は全否定、なんてあるかも知れないですね。

今日家に帰ったら家内が塩分補給タブレットなるものを
買ってきていました。
お、やさしいとこあるやん、と思ったら
スポーツしてる子供用に、ということでした(笑

t.morita

今週末は

今週末は、中国から来た研修生達と富士山の近くへキャンプに行く!

三人居る研修生のうち、二人はこの九月で研修期間が終了。

中国に帰ってしまう・・・

その前に、思い出を作ってもらいたくての企画!!

バーベキューをしたり

焚火をしたり

良い思い出を作ってもらいたいです。

m.kuriyama

備え

近畿地方でも大きな地震がありました。もちろん地震の怖さもありますが
やはり津波の心配が先に頭をよぎりました。
近畿の皆さんはいかがでしたか?すごく不安になりました?
  
幸い情報が早く発信されるので津波の有無が確認できて安心できましたが
被災された地域の方の精神的不安は計り知れないですね。
今回は地震予報が発令された後に地震が発生したようですが
ほんの数秒だったそうです。
この数秒を活かせるように非常用バッグなどの備えは怠らないように
しなければいけませんね。
  
地震が起こってから津波が来るまでには少々時間があるようですので貴重品
などもまとめておくと非難しやすいですね。
非難する場所なども決めておくといいみたいですね。
  
ちなみにうちでは近くの区役所に非難予定。公的な建物はやはりしっかりしていますし
情報が入りやすいですからね。
  
もし明日大震災がきたら、みなさんは無事避難できますか?
    
t.urachi

バランス

こんばんは 

今日は すごく暑かったですね。 

熱中症になる人が多かったようです。 

水分 塩分をこまめに 補充しましょう。
 

震災後 電力不足問題  脱原発問題 復興問題など いろいろ抱えながら 

もう解決できない問題ばかりで  暑さもプラスで

バランスを保って立ってられないような状況ですが・・・ 

 

 

大震災で国内の自動車工場は1ヶ月ほど生産が止まり ある工場は 

4月の国内生産台数は1年前より 8割も減っていたみたいですが 

ようやく 7月には生産が ほぼ通常に戻りつつあるそうです。
 

 

自動車は2~3万点もの部品が使われますが  多くの部品メーカー工場が 

壊れ それが1つでも欠けると 生産できなかった。 

なかでも最新の車はあらゆる部分が『マイコン』という自動車用半導体が何十個も使われる。 

マイコン最大手の 『ルネサスエレクトロニクス』 の工場も止まり 影響が大きかったみたいです。 

 

遅れを取り戻そうとする中 節電も迫られている状況で  

これから生産と節電のバランスの取り方が難しいところですね。 

 

現場でも暑さでイライラ感が増しますが 精神 体ともに バランスを保って 

この夏を乗り越えましょう。  

                       n  yamaguchi 

              

                  

 
 

前提の基準

福島の原子力発電所の事故以来、各地域の原子力発電所の再稼働が滞っています。
そんな中、東京電力をはじめ、原子力発電に発電量を一定量依存してきた地域の電力会社が節電を呼びかけはじめました。
  
「余剰電力が少なくなっているので、節電に協力してください!」
  
最近、ニュースなどでよく聞くこのセリフ・・・・何かおかしい???
  
  
通常、民間企業の考え方では、可能な限り在庫を少なくして適正在庫を設定します。
適正在庫の度合いは業態によって様々ですが、基本的に青天井ではないと思います。
もし在庫が少ない場合は、同業他社から融通したり、お客さんに納期を待ってもらったり、受注量を減らしてもらって調整するなど、その行為は、あくまでお客さんとの折衝の中で詰めていく話であって、お互いが納得するために最善の努力をしていると思います。
  
それを前提に最初の言葉を聞いた時、何かがおかしいと感じました。
  
当然、節電を行うことはいい事です。
ただ、あまりにも一方的な発信は原子力発電所の稼働の可否だけに焦点が絞られた言葉に感じられ、まるで原子力発電を稼働するための言い訳にしか聞こえませんでした。
  
また、各地域の電力会社が各々の管理の下、余剰電力を抱えている事にも疑問をもちました。
それぞれの余剰電力を総合すると相当量の電力になると思います。
もし、仮に送電事業を全国で一括管理して余剰電力をコントロールすれば、全体で今ほどの余剰電力を抱える必要がないと思います。
また、各家庭単位で電力供給をリアルタイムでコントロールできれば、仮に供給量に限界が来た時でも先日関東地区であった計画停電のような杜撰な方法を取らなくても済むはずです。
  
今までの電力会社の方針は、とりあえず原子力発電で安定的に余剰電力を発電する方向に進んでいたと思います。
だから、電力の使用量を減らしてもらうことは前提になく、日中を通していかに電気を使用してもらうかが前提だったのではないでしょうか?
 
スマートグリッドという言葉が世に出て久しいですが、これがなかなか進まなかった理由も原子力発電推進が大きく影響していたのでしょう。
  
先日の原子力発電所の事故は、電力に対する考え方を大きく変えました。
これからは発電量を基準にするのではなく、使用量を基準に考える時代になると思います。
「少ない発電量をいかに効率よく使用していくか?」
これをベースに効率の改善も含めて考えるのであれば、自然エネルギーの活用もそれほど困難な課題ではないかも知れません。
  
時に前提の変化は、企業の色を大きく変える事があります。
前提の基準を自社中心から市場環境中心に移すことは、マンネリ化した企業の中に何らかの変化をもたらすかも知れませんね。
  
k.yamatani

書く効用

こんばんは。そしてはじめまして。
入社したてのおっさん新入社員です。

寄る年波につき、メモをとりながら仕事を覚えています。

自分はもとが忘れっぽいので
プライベートでも、結構メモったりしますが、
後で見返すことはまずありません(ないんかい)

人間、「覚えておこう」とは思っても
何もしなければ、忘れてしまいます。
ところがメモをとればそれだけで頭の中にある程度の
情報がインプットされ、必要なときにひょんな拍子で
出てきたりするんじゃないかな?と。

書籍の電子化などで紙媒体が減りつつありますが、
学生さんはやっぱり紙のノートで勉強するし、
書くこと自体の効用って、やっぱりあるような
気がしますね。

あ、でも仕事中のメモはもちろん後で見返しますよ・・

t.morita