危機管理とは 

ここ数年来、頻度がとても増えたような気がする自然災害のニュース。

もちろん過去から災害は都度発生していたと思いますが、昨今は被害規模が拡大しているような気がします。

台風、豪雨、地震、噴火…被害を受けられた方々にはお見舞い申し上げます。

ただ、私たちの住んでいる近畿地方は、山に囲まれた割と安全な地域だと以前までは勝手に思い込んでおりました。
しかし昨年の台風で認識が変わったような気がします。

まず何より大事なのは、自身と家族や身の回りの方々の安全。
よくニュースを見ていると、「今までこんな経験した事が無い」と言う年配の方々のコメントをよく耳にします。

私達もこれから生きていく中で、経験の無い事が様々起こると思います。
そういう状況をいかに想像し、備えて、それに対応していくか。
私自身も、防災に関してはかなり甘く考えていると感じます。
日々の生活が当たり前のように過ぎ、当たり前のように安全な生活が出来る。
なかなか緊急事態を常に想像しながら生活することは困難ですが、そういう事が起こりえる事を肝に銘じて置くように努めたいと思います。

話は少し変わりますが、私たちの仕事も似た要素が含まれているではないかと感じます。
毎朝、会社に向かい、当たり前の様に仕事をして、当たり前の様に家に帰ります。
我々鉄鋼業界の仕事は比較的変化が少なく、日々の仕事が惰性になりかねません。

新しい事を考えて挑戦する事もとても大切な事だと思います。
ですが、それに加えていつ何が起こるか分からない状況を想像し柔軟に変化出来るかが、生きていく意味で、今問われているのではないかと最近の自然災害を受けて感じます。

先般より、このような災害に向けた防災関連の仕事の話が増えてきたような気がします。
微力ながらこの様な生活の安全に寄与出来るよう、我々も技術を磨いていきたいと思います。

この10月で弊社は新年度を迎えました。
また新たな気持ちで仕事に向き合い、日々変化に対応してける様に精進して参りたいと存じます。

OMURO

10/14 追記

本ブログは、先般の台風19号が上陸する前に作成致しました。ブログの例えに不適切と思われる内容があるかも知れず、申し訳ございません。

この度は、台風19号により甚大な被害を受けられた方々に改めてお見舞い申し上げます。

未曾有な災害が立て続けに起き、今現在も避難所にてお過ごしの方、大変不自由かと存じます。一日でも早く通常の生活に戻られる事を祈っております。