2016国際ウェルディングショー

2016年国際ウェルディングショーがインテックス大阪で開催されました。

弊社でも大変お世話になっておりますDAIHEN溶接ロボットFDシリーズの

最新版も展示されてありなんと最大98パーセントのスパッタの削減を実現した

シンクロフィード溶接。デモでは亜鉛鋼板の溶接をおこなっておりブローホールも

なくとてもきれいな仕上がりでした。

隣では4台のロボットが全自動で溶接を行っており内2台のロボットにはビジョンセンサー

が搭載されていてランダムに置かれたパーツをピッキングして取り付けていました。

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さて今回のお目当てはやはり切断、開先加工のできるロボット。開先加工とは

溶接を行う際にワークの端面を斜めに削る加工です。

プラズマ切断機にておこなっておりましたが25mm程度の板厚のワークに

長穴加工や開先加工を行ったサンプルに圧倒されました。

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プラズマトーチの先の分解模型です。

よくわかりませんがロケットみたいでかっこいいので写真アップ

しときます。

 

かっこいいといえば色んな加工を施したオブジェがありましたよ。

パッとみたらなんじゃこれ??ってなりますが加工技術がふんだんに盛り込まれたオブジェを

紹介します。DSC_0962 (3)_R

すべてH型鋼で斜め切断、切り込み、スカラップ、ケガキ、溶接

ちょっと加工がまとまりすぎていて凄さが分かりずらかったですが

インパクトは抜群でした。

 

会場内で一番印象に残ったのは以外にもシンプルなロボットでした。

各ブースでいろいろな趣向が施されていましたがSTAUBLIというスイスのメーカー

のロボットでした。黄色の極太ロボットで液晶パネルを左右へ動かすのですが

液晶には液体が流れてもう一方の液晶へ流れていく映像が映し出されておりました。

説明によるとこのロボットにて食品の液体搬送や航空機などに精密な作業が必要に

なるところで使用されるようです。

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かなりマッチョな腕で液晶を振り回すのですが

液晶同士が当たるギリギリで止めるデモンスト

レーション。ドキドキしながらでも目は釘づけに。

 

今回はロボットの精度の向上や溶接技術の向上にも驚きましたが

アピールの仕方一つでシンプルなロボットでも深く印象に残るものだと

勉強になりました。

t.urachi