おはよう ございます (^O^)/
ただいま 大阪三越伊勢丹の 10階 イベント会場にて
『春の院展』 が5月21日から5月26日まで 開催されています。
昨日 行ってまいりました。
絵に関しては ド素人なんで 少しだけ調べてみました。
『日本画』が展示されているんですが
今日 一般に使われている 『日本画』 というのは 明治以降に西洋から
伝えられた油彩画と 区別するために 生まれたそうです。
『日本画』 と 『西洋画』 の違いは 描くために使用する素材の違いということになります。
『日本画』は画材となるものも 伝統的な 素材があり 一般には
紙(和紙) 絹 墨 岩絵具 胡粉 染料 などの天然絵具を用いて
膠(にかわ)を接着剤として描く技法が 用いられています。
『岩絵具』・・・天然の」鉱物を細かく砕いた絵具。 粒子の大きさにより
色の濃淡が分かれ 絵具を焼くことで色を変えることができる
『膠』(にかわ)・・・獣や魚の皮や骨などのタンパク質を煮て取り出した
ゼラチンで 古くから接着剤として使用されている。
以前も 絵を見に行った事が あるんですが その時は 何の知識もなく
ただただ 目に入るものを見てるだけだったように 思います。
今回は表面だけでなく 描かれた方の生まれ育った環境や 表現の仕方など
奥行きを 勝手に想像しながら 観てきました。
実際に その場に行ったような気分が 味わえて 楽しめました。
撮影がダメだったので 絵ハガキですが 一部だけ。
感じ方は 人それぞれ違うでしょうが
人はその瞬間瞬間 思いが変わりやすいものです。
普段 自分とはあまり 縁のないものですが 伝えようとする人と
それを 少しでも分からずとも 知ろうとする気持ちが大事なのかなと思いました。
たまたま出逢った 縁ですもんね。
これを 『一期一絵 』 とでも 言うんでしょうか。
普段仕事を するうえで 奥行きを 意識(興味を持つ)することで
製品の切り口の善し悪しから 作業者の調子などが 伺えるように思います。
まだまだ 知らない世界ばかりです。
だから 面白い。
N.yamaguchi