先日、友人と食事をした時に出た会話・・・・
自分:「最近、仕事はどう?」
友人:「最近、仕事は暇だけど、なんだか忙しいよ。」
自分:「なんで?」
友人:「何をするにしても書類を作成しなきゃいけなくて、それに時間を取られちゃって。」
自分:「何の書類???」
友人:「新規案件の費用対効果の考察とか・・・」
自分:「費用対効果!?」
友人:「状況が悪いから、回収までの見込みが立たないと決済がおりなくて・・・」
自分:「それじゃ、新しい事にチャレンジするのって難しいんじゃない?」
友人:「決済とるのが面倒くさくて、誰もそんな事しないよ。」
自分:「そもそも費用対効果を考える時間に対する費用対効果って成り立ってんの?」
友人:「・・・・・・」
くだらない会話ですが、何かを始めようとすると何でもデータの検証や確率との照らし合わせだそうで、なかなか身動きが取れないそうです。
費用対効果の呪縛に捕らわれて感覚や勘が入り込む余地がほとんど無いってのも、なんだか上司がコンピュータになったみたいで同情しました。
そもそも理由付けや言い訳に莫大な費用をかけるよりも感覚の優れた管理者を育てた方が将来的にメリットが大きいと感じたのですが・・・。
そして、ある週末の晩・・・・
テレビを見ていると海外ドラマ版のターミネーターをやっていました。
そこでは人間の言う事を聞くように改良されたターミネーターが主人公のジョン・コナーを守っているのですが、ターミネーターである彼女は、どのような判断をこなすのにも「データ」と「確率」を優先してしまいます。
だから、時折、ジョン・コナーが感覚や勘や感情で出す結論を理解できない。
そこで、ジョン・コナーがいろんな場面で葛藤を見せるのですが・・・・。
あれ???
どっかで聞いた似たような話・・・。
どうやら、すでに「ターミネーター」vs「人間」の戦いは始まっているようです。
人類やや劣勢!? by keyz