株式会社エーティーケーでは、年に数回しか会議を行いません。
その代わりと言っては何ですが、「未来日記」があります。
その構成は3つスパンで分かれていて、半年毎の姿 → 2~3年毎の姿 → 10年後の姿となっています。
と言っても、今の世の中、10年後の姿なんて全く想像ができませんし、まともに考えると現実的な姿しか思い浮かびません。
そこでこんな感覚で捉えています。
・10年後の姿→「夢」
・2~3年毎の姿→「目標」
・半年毎の姿→「決定事項」
そして2週間に一回、各部門の責任者4人によるミーティングが行われています。
そこでは、基本的に2週間でやる事の決定と2週間前に決定した事の進捗状況の確認しか行いません。
目指す方向もチェックポイントもあらかじめ決まっているので、次に進む道の確認だけで充分です。
だから会議を行うのは、不測の事態が生じた時と重要な決定を行うときだけになります。
ある程度の規模の企業になると、自己満足なCSR活動や管理職の怠慢で頻発する会議や資料の作成に振り回されている人も多いと思います。
そして、それらが企業活動に与える損失については、最近流行の「ドラッカー」や「ポーター」の論文が代弁してくれています。
ノルマの設定や予算の作成などは各人が妥協できるラインや成長の枠を決めるようなもので、今の姿を大きく変革していく過程では単なる足かせにしかなりません。
それよりも社員全員が企業活動の目的を共有して、それぞれが枠に捉われず常に新しい事にチャレンジすることの方がずっと有益だと思います。
さて、これからも続くATKの未来日記。
これまでドットジェイの展開や工作機械の導入、社員の増員など、様々な事を現実の形にしてきましたが、10年後は・・・。
みなさん、楽しみにしておいてください!!
k.yamatani