投票に行ってきました

今日は参議院選挙の投票日でした。
正直に言いますと、昔は投票に行かずに棄権していたことが多かったです。
理由としては「誰に入れても大して変わらないので、支持政党なし」って感じでした。
決して政治に興味が無いわけではなかったのですが。俺が心配しなくても日本は
大丈夫だろう、みたいな変な安心感も有ったかと思います。
でもここ数年は投票しています。
理由は、以前に比べて「日本がいろいろと心配になってきた」からでしょうか。 いや単に

「年を取った」せいかも知れませんが・・・・(笑)
新興国の台頭や日本の少子高齢化等により、相対的な日本の国際的な地位はジリジリと
下がりつつあります。特に国難とも言うべき、東日本大震災の発生以降は日本全体に
強い閉塞感が漂っていたように感じます。
ここに来てアベノミクス効果もあったのか、日本も再浮上のキッカケをつかんだかのよう

にも 見えますが、いやアベノミクスは将来に負担を先送りしているだけだという説も根強い

ように思いますし、また消費税増税がこの先に控えていること等、不安要素も盛りだくさんです。
その不安を少しでも打ち消すべく、国会議員の皆さんには今迄以上に死ぬ気で頑張ってもらい

たい・・・・ という思いを込めて本日投票してきました。
日本全体が良くなってこそ、日本の中小企業も存続していけると思います。
国会議員の皆さん、よろしくお願いしますよ!!
M.kato

猛暑

最近ものすごく暑い日が続いていますね。

熱中症対策は万全ですか?

しかりと睡眠を取り、水分補給をこまめにして熱中症対策をしている私ですが

最近ちょっとばて気味。

夕方になると疲労がピークに・・・

こんな事ではいけませんね。

明日から、気合を入れなおして仕事に集中してバリバリ仕事を頑張ります。

 

栗山

満足のバランス

最近 本屋さんで よく 目にするんです。

 

今や TV.CM などで引っ張りだこの

東進ハイスクールのカリスマ予備校講師の

林修先生が 出してる本が 目に入ったんです。

 

 

『 いつやるか? 今でしょ!』

213

 

 

 

 

 

『いつ買うか?今でしょ!』ってな感じで購入。

『どこで読むか? 居間でしょ!』ってな感じで読書。

『NHK連ドラの主人公は 海女でしょ!』

 

(すいません。 全然関係無くなっちゃいました。

冗談はこのへんで)<(_ _)>

 

 

 

 

さくさく読みやすく 読み手を引っ張っていって

くれてるよな 感じがしました。

一部紹介しますと

 

 

 

『逆算の哲学』

 

「できる人」は 今これをやって、次にこれをやってと

順番に積み上げて目標に近づいていくという感覚が少ないそうです。

 

 

始めに 物事が完成した状態、ゴールを想像し そこから

逆算して 目標達成に向けているそうです。

 

 

 

多くの人が「時間が足りない」と言います。

そもそも 時間は足りないもの。

不完全な人間が「完全」なものを作ろうとすれば

「永遠」に時間を費やしかねない。

完璧を目指すことが 必ずしも いいことではないんですね。

 

 

 

 

人間の目指すべきは

与えられた時間の中で ベストを尽くすこと。

結局は誰かの 「満足」に行きつくことなのです。

 

 

 

 

普段 日常や仕事でも自己満足で物事を 進めがちですが

「相手に満足してもらえているのか?」ということを

忘れないよう心掛けたいものです。

 

 

あの、世界を代表する映画監督である

スティーブン・スピルバーグ氏は こう言っています。

 

「ラストシーンから書く」

すなわち 「満足」を獲得してきた巨匠ならではの言葉です。

 

 

物事を進めるうえで いったん 立ち止まって

成功をイメージすることが大事なんですね。

 

 

「なるほど」と 思うことが  たくさん詰まった

読み手を「満足」させる一冊だったと思います。

 

 

紹介は少しでしたが

気になる人がいれば 本屋で見つけてみては いかがでしょう。

時折 迷ったときなんかに 背中を押してくれる

言葉でも ありますよね。

 

 

「いつ買うか? 今でしょ!」

 

N.yamaguchi

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今に始まった事ではなくて・・・

4月~5月にかけて上場企業の決算発表が続々と行われていました。

 

アベノミクスの影響もあって、輸出産業では久々に良い内容の決算を発表する企業もありました。
そんな中、同じ輸出産業でもある電機業界の不振が目立っていました。

 

ここ数年、電機業界では商品のコモディティ化(汎用品化)による価格の下落に悩まされていると言われています。
特にテレビ事業は全体の足を引っ張る形となっていて、事業の撤退や縮小など企業が対応に四苦八苦する様子がニュースでよく取り上げられています。

 

ニュースや新聞ではコモディティ化に陥った原因として、どこでも簡単に生産できる商品だからそうなったと結論づけていますが、果たしてそうでしょうか?
そして、テレビ事業の採算悪化は商品のコモディティ化に原因があると言われていますが、本当にそれだけが原因でしょうか?

 

液晶テレビは当初1インチ1万円程度で販売されていましたが、価格競争の激化により1/3程度の価格まで下落したと言われています。
いかにもテレビが異常な状況のように語られることが多いですが、他にも強烈なコモディティ化によって価格が大幅に下落している商品を私達は知っています。

 

それは、鉄です。

 

例えば、昭和30年頃の異形棒鋼の価格は、30,000~40,000円/t 前後で販売されています。
(参考:日刊鉄鋼新聞
景気の状況や外部環境の変化により価格は上下していますが、ここ最近では60,000~70,000円/t の間で推移しています。

 

一見、昭和30年頃と現在を比べてみると価格下落が起こっているどころか上昇していると感じますが、
実は昭和30年から平成25年の間に物価は6~10倍、大卒初任給は約15倍に跳ね上がっているのです。

 

仮にそれに添って考えると、昭和30年に 30,000円/t だった異形棒鋼は平成25年には少なくとも 180,000円/t 以上で推移していなくてはなりません。

 

ところが価格は、上記の通りです。
単純に考えると価格は1/3以下に下落した事になります。
価格推移をみればわかるのですが、高度成長期にかけて価格が上昇した後は下落基調です。
日本における鉄のコモディティ化は高度成長期にかけて一気に進んだと思われます。
そしてバブルの崩壊が需給のアンバランスに拍車をかけ、ここ数年は中国での粗鋼量の増加が世界的な不安定要素になっています。

 

おそらく商品のコモディティ化による価格下落は、流通量との関係の方が大きいと思います。

 

「流通量を増やす為にコモディティ化させる事」と「コモディティ化される事によって流通量が増える事」の相互作用によってコストの下落と流通量確保のための価格競争がコラボした結果、価格の下落に拍車がかかるのだと思います。
特に装置産業は、生産システムと物流システムを確立してしまったら、量を確保しなければ固定費の比率が膨らむ一方です。
自ずと採算確保のために量の確保に走らざるを得ません。

 

流通量の増加による商品のコモディティ化は必然です。

 

だから「人件費の安い国で簡単に製造できるから・・・」どうのこうのではなく、
単純に流通量を増やそうと思えば、価格の下落は避けて通れない道だったのだと思います。

 

むしろテレビ事業での問題は、これが2~3年の間に一気に起こったところにあると思います。
おそらくコモディティ化されていく過程で価格下落が起こる事は想定されていたと思いますが、
想像以上にそのスピードが早く、あまりに勢いが付き過ぎていたためにブレーキが効かなかった。
その影響で設備の償却や人員の調整、インフラの整備が追いつかないところへ需給バランスの崩壊が追い打ちをかけて、負のスパイラルに陥ってしまったのだと思います。

 

ただ、電機業界ではその変化があまりにも強烈だったために、その後の対策も比較的早い方ではないでしょうか?
すべてが経営者の失策とは言い切れなかった部分にも救いがあると思います。

 

問題は、数十年かけてジワジワその状況に陥っていった鉄鋼業界です。

 

変化のスピードが遅すぎて、自分達の方が電機業界よりも強烈なコモディティ化商品を扱っている自覚がないために、良くも悪くも低位安定の状況が続いている企業がたくさんあります。

 

そこから抜けだそうと各社が様々な戦略を考えているようですが、
コモディティ化の状況を前提としていないために戦略が空回りしている光景をよく目にします。

 

電機業界の苦しみは他人事ではなく、この業界の採算を好転させるヒントになるのかも知れません。

 

k.yamatani

S45C溶接

今週あたりから梅雨ですか?ってかんじの気候ですね。
もうずいぶん熱くなってきました。そろそろ熱中症の話題が出てくる季節ですね。
この季節になると蛍の見ごろです。きれいな川のほとりでよく見られますが
大阪市内ではなかなかお目にかかれません。
ですので毎年能勢のほうに見に行きます。
6/9の情報ではもうたくさん出ているということでしたので
今週末あたり天気がよければ早速と考えています。
今年も蛍に出会えるといいのですが・・・。
  
 

さて、最近の仕事内容でS45Cという鋼の素材を熔接するというチャンスに恵まれました。
もちろん未知の世界です。以前鋳物の熔接をする機会がありましたがその時同様いろいろ
調べてみました。
 

まず熔接は行いにくく、割れが生じやすい。
なお強度を確保するためには溶接ワイヤーの選定も必要。
余熱や後熱の必要もあり
色々手間のかかることがわかりました。
データ上では余熱温度や時間などが表示されていましたが実際は
どの程度まで行うのかわからず、一度経験者の方を訪ねてみることにしました。

今回色々ご指導してくださった方は非常に知識が豊富で熱の入れるタイミングや
溶接の手ほどきまでしていただきました。(大変勉強になりました)

早速会社に戻り余熱の準備。もちろん初めてなので慎重に教えてもらったとおり実施。
ワイヤーも普段より強度の確保できるワイヤーに変更。余熱実施後溶接開始。
普段の溶接とは音が違うので不安に思いましたが仕上がりのビードはなかなかの出来なので一安心。
溶接後ビード付近が急にさめないよう熱を加え、スラグを取って完成。
普段の溶接よりスラグも多く、スラグ除去後はピカッと綺麗になっていました。
普段の素材と成分が違うためですが、ホッとした安心からか余計きれいに見えたのかもしれません。

これまでもそうですが、今回も新しい経験をさせていただきとても感謝しております。
これからも皆様のご期待にそえる様ATK一同精進してまいりますので宜しくお願い致します。

t.urachi

健康第一!!

約2ヶ月前にゴルフのプレー中にやってしまったギックリ腰が、ようやくほぼ治って
きました。
腰を痛めると、これは簡単に想像出来ますが、まず重いものが持てません。
あと腰痛になってみて初めて分かったのは、私の場合、寝転がってじっとしていたら
痛みがあったので、まずぐっすり眠るのが難しい。あと、少しの間でも「じっと座る
こと」が痛くて出来ない。なので車の運転もできない(後部座席にも座れませんでし
た)、かがんで机の下等のゴミを拾えない、和式のトイレで大の方ができない・・・等々、
今まで考えたこともなかった事態に次々と遭遇しました。会社にも色々と迷惑をかけて
しまいました。私の場合は治ったから良かったですが、この2ヶ月で、腰痛で悩んでい
る方々の気持ちが少しは分かった気がします。

腰痛とは別の話ですが、今年の3月の下旬頃に、ついに花粉症になってしまいました。
すぐに花粉のピークが去ったみたいで、症状が出たのは約10日間だけでしたが・・・
目がショボショボしたり、鼻水が出たり、えらい苦しいものだということを実感しました。

健康の有り難さを改めて感じると共に、やはり自分の体は自分でしか守れないので、
今後は改めて健康を維持する努力をしていかなければ!!と思いました。
まずはウォーキングを習慣的にしてみようかなと思っています。

M.kato

メンテナンス

日頃お世話になっている切断機。

日々の仕事に追われてなかなかメンテナンスまで気が回らない事がある

最近仕事が落ち着いているので切断機のメンテナンスを徹底的におこないました。

機械をばらして洗浄!清掃!グリスアップ!

ばらせない所はネジのまし締め、ガタツキのチェック!

エアーホースの漏れのチェック!

電気配線のチェック!

私自身、機械の専門家ではないが

出来る限りのメンテナンスをおこないました。

日頃の感謝を込めて、これからもまだまだお世話になる切断機を

これからも大切に使用していきたいです。

栗山

次の一手は?

こんばんは 

みなさんは あまり 将棋に興味は ないでしょうか 

 

僕が好きな 将棋棋士でもあるんですが。 

羽生善治さんが 思考について 語ってたんですが 

将棋界には 基本中の基本に 

『三手の読み』というものが あります。 

 

1手目   自分の意志で考える 

2手目   相手の出方を予測する 

3手目   自分の行動をする 

 

これは 2手目が大事で 相手が何をしてほしいか 

製品で言うと 安さを 求めているのか 

高くても品質のいいものを欲しているのか 

相手の価値観を予測して動かないと いくら考えても 

意味がなさない。というもの 

 

 

プロ棋士たちは 数十手先を読んでも 

指数関数的に読む手が多くなり 

当たる可能性が低くなるため

 

『鳥瞰(ちょうかん)する』 『俯瞰(ふかん)する』 という言葉が ありますが  

鳥みたいに空から見下ろす 客観的に見ることですが  

これは 感覚的なものなので ザクッと 方向性を定めることで  

予測範囲を狭める時に必要だそうです。 

 

『三手の読み』と『鳥瞰する・俯瞰する』を 

併用してバランス良く使い分けることが 

大切と語っていました。 

 

ビジネスでも プライベートでも 将棋と 何か通ずるものが 

あるような気がしました。  

何かの決断を迫られた時 冷静に 判断できればと 思います。 

お客様の立場になって 考えるということを 再認識できた日でした。 

 

最後に 羽生さんの名言が たくさんあるんですが 

一つだけ  

 

「勝ち負けには もちろん こだわるんですが、 

大切なのは 過程です。 

結果だけなら 、ジャンケンでいい」  

 

ん~~ (なんか 好き)  (^。^) 

 

過程を楽しむことができるのは 

幸せな事だと。 

人それぞれ いろんな人生がありますが 

色々考えられる 選択肢の中から 

 

「次の一手」 を選ぶのは 自分しか いないのですから。

 

N・yamaguchi

     

人生の交差点

 

「あなたは、なぜ、この会社で働きたいと思いますか?」

 

先月、中国人実習生の選抜を行うために中国へ行って来ました。
これは、その面接の際に彼らに投げかけた質問の一つです。
当たり前と言えば当たり前なのですが、彼らの答えは全て「お金を得るため」でした。
もちろん、貨幣価値の差が10倍以上ある日本で彼らが働くという事は、一攫千金を手にする感覚に近いと思います。

 

では、日本の人達に同じ質問をしたら、どう答えるでしょうか?

 

毎年、ある企業が「就職したい企業ランキング」を発表します。
そこには毎年同じような顔ぶれの企業が並びます。
ただ、その希望の企業に就職できる人は数%に過ぎません。
従って、それ以外の企業に就職する人達は、「なぜ、そこで働くのか?」を自問自答するのかも知れません。

 

ちなみにエーティーケーの社員の中で、この会社で働く事を目標にして、これまでの人生を費やしてきた人は一人もいません。

仮に一人いるとすれば、この会社を創業した社長のみです。
ほぼ全ての人が、それぞれの人生の過程で「たまたま」この会社にたどり着きました。
単なる偶然と言えば偶然です。

 

だから、この会社は従業員それぞれの人生の交差で成り立っているのに過ぎないのだと思います。

 

それは、おそらくどんな企業でも同じだと思います。
目標の企業に就職できた人、ある程度目標の業界に就職できた人、仕方なくそこに就職した人・・・。
それぞれ思いは違うと思いますが、「たまたま」それぞれの人生が交差して成り立っている企業がほとんどです。
一見、企業が人を選んでいるように見えますが、本当は人が無意識の内に企業を選んでいるのかも知れません。

 

企業としては、それを意識して従業員に接するべきだと思います。

 

 

中国で彼らにもう一つ質問をしました。

 

「仕事をする時に何が一番大事だと思いますか?」

 

これも当たり前と言えば当たり前ですが、「まじめに・・・」「品質に気をつけて・・・」と答えが返ってきました。

 

人生の約1/3は、仕事をして過ごします。
そこで、質問を「人生の1/3をどう過ごしたいですか?」と変えれば、彼らはどう答えるでしょうか?
彼らが日本で過ごす3年間で技術とは別に学んで欲しい事があるとすれば、その答えです。

 

あなたなら、どう答えますか?

 

K.yamatani

多様性(デススパイラル)

今年のゴールデンウィークは10連休なんて方も多いのでは?
毎年のことながら交通事故や渋滞が発生してます。
お出かけの際はお気をつけてください。

暖かくなってきますと自然と草花や虫の情報が多くなってきます。
そこで面白い記事を見つけました。
働きアリの中に働かないアリがいるというのはよく知られていますが
そのアリの集団の中から働くアリばかりを集めると1割は働かなくなるそうです。
逆に働かないアリを集めると働くようになるのですがやはり1割は働かないようです。
ですから1割のアリはあえて働いていないということになります。
それは不測の事態にそなえたり疲れてしまったアリと交代する為だと
考えられています。

また別の実験では仕事があれば一斉に働く集団と働かないアリのいる集団を作り
巣の存続を観察した結果、働かないアリがいる集団の方が長く存続するという結果になりました。
多様性がある集団の方が不測の事態に対して対応できるということですね。

またデススパイラルという現象があるのですが、アリの群れが行き先がわからなくなり
次々に前のアリについていきそれが円状になる現象でアリは疲弊し死ぬまで続くという
現象です。その中にも習性にとらわれず円から脱出するアリもいるそうです。

私見ですが脱出するアリはあえて働かないアリではないかと思います。
まさに種の危機さらされたとき存続できるかどうかは集団の多様性にかかっていると
思います。

団体、企業、国、人類と規模は色々ありますが備えについてはいつも考えなければ
いけませんね。

これも一つのデススパイラルなのでは・・・。

t.urachi