清水にて

今晩は
 
連休も終わりまして  みなさん ゆっくり過ごせましたでしょうか。
 
僕は 今日 京都へ 行ってきました。
京都へは 毎年行くんですが いつも天気が 悪かったり 紅葉が 満開の手前とか
なかなかのタイミングの悪さで 綺麗な景色が あまり見てませんでした。
 
今回の連休は すごく 天気にも恵まれ
綺麗な 紅葉が あちこちで 見ることが 出来ました。
 
人も すごく多かったです。
 
 
『清水寺』
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今回は 特別に 『清水寺成就院』が 観賞できると言うことで
初めて 観に行って来ました。
 
『成就院』・・・
 
京都には 同じ成就院の名を持つ三つのお寺がありました。
 
それぞれに 『雪の庭』 『月の庭』 『花の庭』 と呼ばれる庭園があり
総じて 『雪月花の庭』 と称されます。
 
しかし 時代の流れとともに 一つは移転 もうひとつは 消失に遭い
当山の『成就院』を残すのみとなりました。
 
現在の建物は 江戸初期の徳川家光公が 建立されたそうです。
 
現在 国の『名勝』に指定されています。
 
 
江戸時代末期 成就院の住職 月照(書歌に秀でた名僧)と
西郷隆盛など同志たちと密議を重ねていた場所でもあるそうです。
 
中には 豊臣秀吉寄進したと伝えられる 『誰が袖手水鉢』や
烏帽子石 手毬灯篭などが 名高く 四季折々の表情を見せてくれる庭園に
なっております。
 
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『成就院』( 中は 残念ながら 撮影できませんでした)
 
みなさん知っている人もいると思いますが
現在 清水寺 貫主・森清範さんが 住んでるところです。
 
森清範さんと言えば 毎年恒例の 今年の漢字で 書かれている方です。
 
一つエピソードが載っていたので紹介しますね。(^O^)/
 
ずいぶん昔の話ですが ある夫婦が仕事で スイスから 来日されました。
 
私はお堂を案内させていただいたのですが 何か 感じるものが あったのでしょう。
 
何年か後にメールが届き 今度は生まれた娘とお母さんと一緒に来られた。
 
最初は ほんの数時間 仕事での接点。
 
それが 気づけば プライベートでご家族でお越しいただけるようになり
ここに人の縁が持つ 『有難し』というものを感じた。とありました。
 
『有難し』 とは 有ることが難しい
 
つまり 滅多にないという意味になります。 感謝するとも言います。
 
ご夫婦が日本に来たことも当山に訪れたことも ご家族を連れていきたいと思って頂いたことも
ご縁の産物だと。 それはきっと周囲への感謝となり新たなご縁が生まれることを願います。と
 
 
こういう話をふまえ 今年もあと一カ月ちょっと
 
今年を 振り返ると いくつもの 謝罪会見が 目立った一年だった気がします。
 
今年の漢字は 謝り倒した 一年ということで 『謝』ということもないと 思いますが
 
あっ!
 
感謝の 『謝』 というのも ありますね、
 
 
「今忘れてたでしょ」って 声も 聞こえなくはないですが <(_ _)>
 
普段の生活でも ついつい 忘れがちになるんですよね、
 
周囲に対する 『感謝』 !
 
 
今年も残り少ないですが みなさんが 良い年を むかえられますよ~に!
 
頑張りましょう!\(^o^)/
 
このブログを見てくださってる みなさんも何かの ご縁!
 
そう! 『感謝』! です。<(_ _)>
 
N.yamaguchi