先日、これから25年の間に起こる世の中の変化について予測した本を読んでみました。
25年先と言えば、平成50年。
今、35~40歳の人達が定年を迎える歳になります。
果たして、自分達や自分達の子供の世代はどんな働き方をしているのでしょうか?
その本では大きく分けて2つの方向性を示していました。
1つは、24時間ネット環境下に置かれた仕事環境。
もう一つは、ネット環境からはある一定の距離を置き、コミュニティーの中で得意分野に特化した仕事の振り分けを効率良く行うためだけにネットを利用する仕事環境。
いずれにせよ、ネット環境が発展して現在の環境とは大きく変わった世界がそこにあるようです。
さて、自分はどちらの道に進むと思いますか?
おそらく、その時代になると自動翻訳も進化すると思うので、言葉の壁は格段に低くなって、全世界とシームレスに情報の交換ができると思われます。
また、発展途上国と呼ばれている国々も情報文化が発展して、自分達と同レベルでネット情報のやり取りが出来るようになるとも言われています。
むしろ変な固定概念がない人達の方が、一気に能力を開花させる可能性が高いかも知れません。
(最近の若い世代や子供達が好例です。)
となると、時差を利用して地球の裏側でも仕事を進めることができるので、前者の方向性は容易に予測ができます。
さて、問題は後者です。
そんな便利な環境の中で、どうやってネット環境から距離を置くか?
現時点でもfacebookやtwitterなど、ネットから距離を置く事が難しくなった人達がたくさんいると思います。
実は、そんな自分も以前そのような状況に不安を感じて、数ヶ月間、必要な時以外はネットに繋がない環境を敢えてつくり出した事があります。
結果・・・全く困りませんでした。
それで、自分が「情報を知りたい」のではなく、「情報を知らないのが不安」だけなのだと気付きました。
おかげで今では不要な時には情報をシャットダウンする術を少しは身に付けることができました。
これから益々ネット環境が便利になっていく中で、情報との距離の取り方が非常に難しくなっていくと思います。
ちなみに現在のネット環境に時差が絡まった結果、前者は24時間情報に追われることになり、自分を見失ってしまう人達が続出する可能性が非常に高くなるようです。
暇さえあれば携帯の画面ばかり見つめている方々はご注意下さい!
24時間、365日、情報に追われる時代は、すぐそこまで来ていますよ。
K.yamatani