チリで起きた鉱山事故で作業員33人全員が救出されてよかったですね。
今回の落盤の背景に安全性を無視して銅などを産出し続けた操業体制に問題があるようです。
普段の仕事で安全に対する意識が薄れていく中、再度 認識する機会になりました。
救出されるまで いろいろとあったようです・・・
2カ月以上、閉じ込められている中 普通パニックになりそうなところ。
リーダーのウルスアさんは地上と連絡が取れない時も規律を維持し食糧を分配。
救助を信じ冷静に対応した結果今回の全員救助劇につながったみたいです。
ウルスアさんは33人の仲間全員を束ねるのは困難と思い『仕事班』・『睡眠班』・『休憩班』の3つの班に分かれ、それぞれの班長を任命し交代で過ごしたそうです。
地上から掘削した探査用ドリルに張り付けた『33人無事』との手紙も救助活動が始まることを見越してあらかじめ用意させておいたものらしいです。
また、掘削関連の機会を操るベテラン技師の技量・救助カプセル『フェニックス』を慎重に動かす作業などプロと呼ばれる人達の判断や技術「あっぱれです」
結果 大幅に救出時間が短縮されました。
今後 この人達は会見や映画化の依頼があるそうです。
チリを 漢字にすると『智利』と書くそうです。
国を挙げての『智』は作業員に『利』を与え
33人の「智」は国にそれ以上の『利』を与えたように思います。
この事故で、国と作業員が一体感に包まれ国が大きく成長したように感じた今回の一件でした。
by ぐっさん