乾電池王

vtです。7月に入ったというのにまだまだ天気は悪いようです。
梅雨明けはまだでしょうか?待ち遠しいですねー。

さて、電気自動車の普及に伴いリチウムイオン電池などが注目を浴びていますが
乾電池を発明したのは日本人だとご存知でしょうか?

屋井先蔵という方なのですが発明のエピソードがなかなか・・・面白い。
15歳で時計店に年季奉公し機械技術のウデを磨き永久自動機を作ろうと研究を重ねる。

高等工業学校への進学を希望するも、一度目の試験は不合格。
翌年には年齢制限がありラストチャンス。
二度目の試験日にはなんと寝坊をしてしまい試験が受けれなかったそうです。

しかもその時5分遅刻したらしいのですが校舎の時計では1分前だったらしい。(きびしいー)

そんな出来事があり連動電気時計を開発しようと試みたのですが当時は液体電池しかなく液漏れ等に悩まされ

なんとか乾いた電池はないものかと開発されたのが乾電池ということです。

この乾電池が日の目を見るのは日清戦争で無線機の動力に使用され現地でも凍らないと

いうことで大好評となり有名になったそうですがそれまでは電池を使う家電が無く

まったく売れなかったそうです。

きっかけはささいなことですが、研究し続けるあきらめない気持ちが偉業を成し遂げた例です。

身の回りのささいなきっかけに目を向けると実はすごい事に繋がってるかもしれませんね。

                                                  では