こんばんは
最近は、インターネットでステンレスの注文が、少しずつですけど増えてきてるような気がします。
でも以外と、ステンレスってどんなのか、知らない人も多いんじゃないでしょうか。
なので、今回はステンレスについて書きます。(^_^)v
今現在、鉄がたくさん使われてますが。鉄の弱点のサビを防ぐために世界中の科学者が研究しました。
1820年代 ~ マイケル・ファラデー(イギリス)が鉄に各種の金属を混ぜて合金の研究を始める。
1912~14年頃 ハリーブレアリー(イギリス)などによって、クロム合金が発明され
ステンレスが実用化される。
1918年~ 日本でもステンレスの研究が始まる。
1960年~ ステンレスが一般に、普及し始める。
ステンレス鋼の代表的な鋼種の一つに『SUS304』というのがあります。
この記号は日本工業規格(JIS)で定められた規格です。
『SUS』は (Steel Use Stainless)の頭文字です。
『304』 は鋼種の分類です。
200番台 : クロム・ニッケル・マンガン系
300番台 : クロム・ニッケル系
400番台 : クロム系
600番台 : 高温度強度合金系
ですから、『304』は、クロム・ニッケル系なんです。通常18Cr-8Ni と覚えましょう。
この『304』ステンレスは耐熱鋼の代表として家庭用品や工業用品に幅広く使用されています。
(ステンレスの特徴)
1:さびにくい。長持ち。
鉄にクロムを 10.5%以上混ぜるとさびにくいステンレスに生まれ変わります。
鉄にクロムが混ぜられると、表面に薄い皮膜(不動態皮膜)ができます。
この膜は傷ついてもすぐに、新しい膜が再生されサビの発生を防ぎます。
この不動態皮膜によって、いつまでも美しさを保てるんです。
2:熱さ冷たさに強い。
1000度の熱さに耐え 石油ストーブの燃料筒や自動車のマフラーなどに使用されています。
また、マイナス196度になる液体窒素のタンクにも利用されています。
3:お手入れが簡単。
身の回りにある、システムキッチン、食器類などにも用いられてますよね。
4:ステンレスには 磁石につくものと、つかないものがあります。
鉄にクロムを10.5%以上混ぜたステンレス(400系ステン)は磁石につきます。が
クロム18%とニッケル8%を混ぜたステンレス(300系ステン)は磁石につきません。
(300系)は、食器 ・ キッチン用品 ・ 浴槽 ・ 屋根など
(400系)は、刃物 ・ 自動車部品などに用いられています。
最後に、ステンレスは環境にもやさしいんです。
寿命がきても、さびにくいため、高品質のまま回収され再利用されます。
このように、さびにくい特徴をいかしリサイクルを促進することで、
ステンレスの価格を安定することができるんです。(^_^)
なので、ステンレスは凄く優秀な金属なんです。ということで・・・
ステンレスのパイプの切断 ・ 加工など必要があれば、なんでもお問い合わせくださいね。
それでは <(_ _)> byぐっさん