今、映画が公開されている「20世紀少年」。
この作品を見ててふと気がついたのですが、まさに自分が「20世紀少年」の世代でした。
映画の内容はともかく、20世紀の終わりに少年時代をすごした自分と同じ世代の人達は、
本当にヘンに共感する時代背景があったのではないでしょうか?
高度成長期に成長していく中で生活環境もドンドン変わって、
お金をかけずに自然の中で遊んでいた自分達もテレビゲームの登場で遊び場を家の中に移していく。
ノストラダムスがもてはやされて世紀末の不安が煽られていく中で、
その後に訪れるであろう21世紀に何を見るのか?って考えてた人も少なくなかったと思います。
でも、その頃の世の中は今の状況よりもずっと明るかったのではないでしょうか?
少なくとも「あきらめ」の雰囲気は、ほとんどなかったと思います。
あまりにも先を見過ぎて見えない不安ばかり募らせていませんか?
何もかもやりつくしたつもりになっていませんか?
状況が好転しないことを時代や環境のせいばかりにしていませんか?
足元を見れば、まだまだやる事はたくさんあるし、やれる事もたくさんあると思います。
今、21世紀を生きる自分達が22世紀に何を残すことができるか?
今はその為に足元を見つめ直し、足場を固める時期なのでしょう。
100年に1度の不況であるのなら、今を乗り切れば100年は安泰かも知れません!
こんな時にこそ、都合のいい解釈で前向きに希望を持ってがんばりましょう!! by keyz