曲げ加工
曲げ加工は、パイプの形状および曲げ形状に合わせて加工機械を選択します。
また、それぞれに合わせた金型も必要になります。
汎用パイプベンダー
対応サイズ 丸パイプ: φ15.9・ φ19.1 ・ φ21.7 ・ φ25.4 ・ φ27.2 ・ φ31.8 ・ φ34.0 ・ φ38.1・ φ42.7 ・ φ48.6 ・ φ50.8 ・ φ60.5 角パイプ: 25x25・ 30x30 ・ 50x50 ・ 30x20 ・ 40x20 |
パイプベンダーでの曲げ加工はテコの原理を利用して、パイプを金型のR形状沿った形状に変形させる加工ですが、そのまま加工を行うとパイプがつぶれてしまうので、パイプの内径に芯金と呼ばれる金型を内径に入れてから曲げ加工を行います。
CNCパイプベンダー
対応サイズ 丸パイプ: φ17.3・ φ19.1 ・ φ21.7 ・ φ25.4 ・ φ27.2 ・ φ34.0 ・ φ38.1 ・ φ42.7 角パイプ: 22x22・ 25x25 ・ 30x30 |
CNCパイプベンダーは、NC制御で曲げ加工を行う機械になります。
この機械の利点は、複雑な3次元形状の連続曲げを行えるところにあります。
その反面、セッティングに時間がかかるのが難点になります。
ロールベンダー
対応サイズ 丸パイプ: φ17.3・ φ21.7 ・ φ27.2 ・ φ34.0 |
ロールベンダーは、3本のロールを使用してテコの原理で曲げ加工を行う機械になります。
この機械の特徴は、大きな曲げRに対応できるところにあります。
その際、パイプ外径に合わせた金型は必要ですが、R形状に合わせたt金型や内径に入れる芯金は必要ありません。
その反面、小さな曲げRには対応できません。