最近のAIとの協業は時短がテーマになっています。
例えば、下記工程について。
1.注文内容からExcelで受注伝票を作成
2.作成したデータをPDF化
3.作成したPDFをメール送信
4.受注伝票の内容およびPDFデータにリンクしたアドレスを受注集計表に追加転記&集計
5.受注集計表を保存
この5つの工程を受注伝票の「作成」ボタンをワンクリックしただけで自動実行するプログラムを受注伝票を作成するExcelに組み込んでみました。
これまで上記の工程を進めるのに2~3分かかっていましたが、このプログラムのおかげで1秒もかからずに作業を終えることができるようになりました。例えば、1日に10枚の受注伝票を作成していたとしたら、20~30分の作業が2秒程度で終えるようになったということです。これを10人の人がやっていれば、約半日分の作業時間の短縮になります。
これ以外にも現場への作業指示の工程では、作業指示書を作業工程カレンダーへ落とし込む流れを自動化しつつ、データに不備がないかチェックも同時に行うようにできたので、カレンダーへの転記忘れやデータエラーによる再確認の時間ロスも無くなりました。
AIを使えば、毎日行っているルーティン作業やヒューマンエラーが発生しやすい工程の自動化プログラムを素人が作成できます。まだ使ったことがない人はチャレンジしてみてください。
そして、よく言われている「AIが人の仕事を奪う」という話。それは、上記のような事です。もっとAIを効率的に使える人達は、AIに能動的な動きをさせて自動化の幅を広げています。いわゆる、AIエージェントと言われる存在です。AIエージェントをうまく活用すれば、事務作業の半分以上はAIで事足ります。特に経理業務ではAIへの移行が増えるでしょう。管理職においてもKPIの管理業務しかできない人は不要になります。
では、何がAIと人の仕事を分けるのか?と言えば、「空気」だと思っています。場の空気を読んで行動する仕事は人が得意とするゾーンです。逆に空気を読む必要がない作業は、ほぼAIに代替されるでしょう。
これから人材に求められる能力は、空気を読む力。
そして、その能力を見抜く力も空気を読む力。
結局、人間は考える葦なのかな。
