整流

昨年の年末に工場のレイアウト変更を行いました。

今回のレイアウト変更の目的は作業工程の効率化を前提にしたものではなく、経営方針の見直しを前提にしたものでした。簡単に言うと「重心の移動」です。

そもそも弊社は鋼管の切断を祖業としています。そのため、これまでの考え方は「切断」が軸にあり、その先の流れとして様々な「加工」がありました。

今回、経営方針の見直しによりその重心を逆転させることになりました。これからは「加工」が軸にあり、その前工程として「切断」がある考え方になります。

基本的にやることは、同じです。ただ、その変更により意識が大きく変わることになります。営業の方針、業務の進め方、現場の作業内容など、意識の変化が様々な工程に影響を与えます。その結果、レイアウト変更が必要になりました。

今回のレイアウト変更は弊社にとっては比較的小さな変更ですが、今後に与える影響は大きなものになると考えています。また、この変更は今回で終わりではなく、今後も経営方針に沿って様々な修正が行われると思います。

そして、これを容易に行えることが、弊社のコア・コンピタンスの一つです。

レイアウト変更の様子は下記動画にて…