2023年の最終営業日になる12/29に毎年恒例の決算発表会と自己査定会を行いました。
この規模の企業で決算の内容を事細かく全社員に説明するのは珍しいと思いますが、一年間自分達がやってきた事の結果を振り返って、現在の状況とこれからの方向性を確認する上で重要な行事となっています。
もう一つの意味は、全社員による経営者の査定です。
上場企業であれば株主が目を光らせていますが、非公開企業では株主=経営者の構図が多いので曖昧になりがちです。そこで上場企業の株主の役割を全社員に担ってもらって、経営の緊張感を維持しています。
もちろん社員は決算書を読み込むプロではないので、数字を見ただけではわからない数字の意味や背景をグラフや事例を使って説明させていただくのですが、その資料作りの過程が現在の状況を知る分析にもなるので一石二鳥です。
それが終わった後に各社員が一年の振り返りを兼ねた自己査定を行いました。
その後は大掃除をしてから納会を兼ねた忘年会へ。いつもの事ですが、各テーブルで熱い話が繰り広げられていました。あらためて上下関係なく何でも言い合える距離感が、この会社の一番いいところだと感じました。
今年も一年なんとか乗り切る事が出来ましたが、年末には来年の厳しさを予感させる様々な悪いニュースが飛び込んできました。更に来年は2024年問題と言われている運送業界と建築業界の混乱が予想されますので、よりいっそう気を引き締めて挑まなければいけません。
なにはともあれ、今年一年たいへんお世話になりました。
来年もよろしくお願い申し上げます。