人口が減少する社会

私事で恐縮ですが、諸般の事情から、私が今住んでいる賃貸住宅からの引越し
を検討しております。
とは言っても、まだ引越し先の地域も複数候補が有りまして、その上果たして
家を購入するのがいいのか、今までのように賃貸でいくのか等、未だほとんど
何も決まっていないのですが。
今迄も何度か引越ししてきましたが、今回は子供がいる等の事情もあり、今迄
の様に色々な事が簡単に決まらない。休みの日はウンウン悩んでばかりです。
基本的な住宅に関する知識が足りない、と思って今更ながらそういう関連の本を
読んでみたりしましたが・・・・・・、余計に混乱しただけでした(泣)。
でもせっかく読んだので、どんな内容だったか、印象に残った部分を以下に書い
ておきます。
『国立のある研究所の予測では、2015年からの20年間で、日本の人口は約1450
万人の減少となる。今と比べてそれだけの人間が「消えてなくなってしまう」訳
で、住宅市場も当然その規模に縮小する。ただし新築の住宅の供給を住宅メー
カーが減らしていけば「空家」は増えないが、日本人は「新築好き」なので、住宅
需要の縮小のスピードに比べて、住宅供給の縮小のスピードは緩やかなものに
なるだろう。現在も実際に「空家率」は緩やかに上昇を続けている。買手が強い
状態が続くことで、今後は値下がりしていくほとんどの中古住宅と、ごく一部の
あまり値下がりしない中古住宅に、中古住宅市場はますます二極化していくだ
ろう』というようなことが書かれていました。
この本はあくまで「住宅」に関することだけが書かれているのですが、人口が減少
すれば、その影響であらゆる商品(ATKが販売している商品も当然含まれる)の
市場にも似たようなことが起こるような気がします。
改めて、人口が減少していく社会って大変だなあ、と思い直しました。
今までも「バブル崩壊」や「リーマンショック」で、私自身も大変な思いを経験
してきましたが、その時でも日本の人口は増え続けていた訳で、いよいよこれ
から起こる「人口減少」に果たして日本の社会は耐えられるのか?
そんなことを考えていると、なかなか「家を買う」ということに向かって気持ちの
踏ん切りがつけにくい。迷ってばかりで、ブログの更新も遅くなってしまいました
(当ブログの更新を楽しみにしてくださっている方々、申し訳ありません)。
「購入」か「賃貸」かだけでもそろそろ決めねば!!
M.Kato