先日、祖母の大好物の鰻を滋賀に食べにいきました。
卒寿と節目の年でもあり、せっかくなので美味しいのいい!
という事で大津市にある大谷茶屋というお店にお邪魔しました。
2年ほど前にも訪ねた事があり、その時は美味しさに感動したので再訪問しました。
大津に行く少し手前の山間にあるひっそりしたお場所で、とても雰囲気があるお店です。
店内に入ると香ばしい匂いが漂う店で、期待が膨らむシチュエーションです。
今回は親戚も含め10名程で訪れ、気合いを入れて「上うな重」!
相変わらず、大変美味しくて、あっという間に平らげてしまいました。
しかし、味は良かったのですが、ご料金が・・・一人前2,900円。(上うな重)
国産鰻を使用している事もあり仕方ないかもしれないが、以前来た時よりも
2〜3割近く値上がった様な・・・
ニホンウナギが絶滅危惧種として扱われた影響はあると思いますが、美味しいものが
どんどん、希少な存在になっていく事が大変残念です。
当然の事かもしれませんが、近隣諸国がどんどん裕福になれば、食文化も変化していき、高価
な食材が更に競争激化し価格が高騰していくのは必至なのかもしれません。
最近、日本の『和食』が世界遺産に認定されたとの事で、世界に日本食の良さが広まる反面、
食材とされる物が、制限されていく事が少し心配です。
とにかく美味しい物は今のうちに食べておきますか・・・
M.Omuro