暑中お見舞い申し上げます。
猛暑の中いかがお過ごしですか?
熱中症患者数も8000人を超えたそうです。
驚きの数ですね。水分、塩分補給をまめに行なって予防に努めましょう。
さて、7月の初めと終わりに二回、鉄とステンレスについての講習を
受講できる機会に恵まれました。
そこで教わったエピーソードを紹介します。
現在の京セラドームですが、屋根の材料にはステンレスが使用されています。
京セラドーム作成にあたり二つだけクレームがあったそうです。
一つは近隣の住人から「まぶしい」とクレームがありました。言いに来られた
方には、表面がダル仕上げにしてあり光沢は抑えてありますと説明したとの
ことでした。(納得したのかな?)
二つ目は屋根のステンレスに錆が出たということでした。
屋根にはSUS445J2(22Cr-1.5Mo)という材料が使われていますが
錆が出た原因は屋根ではなく、落下防止用の手摺(SUS304)だったそうです。
ちなみに屋根の上に上がるまでの道のりはかなり高くて怖いそうですよ。
これは講習内容の一部ですが、やはり知らないことの多さに改めて気づきました。
今後の課題がまた一つ見つかったという感じですね。
当社では若手の教育も兼ねていろいろ講習を受ける機会があるのですが
そこでなにか課題をみつけて、日々の作業に取り組み品質の向上に
努めれれば幸いかと思います。
t.urachi