笑えない漫才

最近、中国の動向に注目が集まる事が多いですね。
  
先般の尖閣諸島問題や今回にノーベル平和賞への対応の問題など・・・。
日本や世界の常識から考えると首をひねる事が多いと思います。
  
特に日本人にとっては、尖閣諸島問題は衝撃的な事件だったのではないでしょうか?
  
船長の釈放のタイミングやビデオ公開の是非など・・・未だに国内を賑わす課題が残っているようですね。
  
ただ、目線を変えて今回の事件を見てみると、オチの見えない漫才のようにも見えます。
 
そもそも中国の歴史は60年ほどです。
中華の地では国の入れ替わりによって4000年近い歴史を積み上げてきたので、一つの国として3000年近い歴史を持つ日本の感覚で中国を考えると誤解を生じやすいと思います。
 
だから「清の時代には尖閣諸島は中国の土地であった」と言われても、満州民族が統治した国・清と漢民族が統治する国・中華人民共和国は別の国であって、清の領有権が今の中国の領有権に影響すると考える方が不自然な気がします。
わかりやすく言えば、イタリアがローマ帝国時代の土地の所有権を主張するような感じでしょうか?
  
まず中国がボケて、日本がツッコミ!
ツッコミの仕方が悪いと、中国が逆にツッコミ!!
お互いにツッコミの応酬で収集がつかず・・・
 
最終的にお互いがボケて終了。
  
漫才で言うとこんな感じ?   by keyz