人間万事塞翁が馬

「人間万事塞翁が馬」は、

2000年以上も前に書かれた中国の書物「淮南子(えなんじ)」に載っている有名な故事ですが、

最近の経済状況を考えると全く色あせていない気がします。

「良い事があったと思えば悪い事が起こり、

悪い事が起こったと思えば良い事が起こる。」

ここ数年の状況変化の激しさは、よりいっそうその事を際立たせているのではないでしょうか?

塞翁のように「良い事」が続いている時には「悪い事」が起こるのに備え、

「悪い事」が続く時には「良い事」が起こるのをじっと待つ。

今の時代は、ほとんどの人にとって非常に厳しい時代だと思いますが、

いつか良い時が訪れると思って備えておく事も大事だと思います。

エーティーケーでは、こんな時にこそ普段なかなかチャレンジできない加工や加工治具の見直しなど、

いつか良い環境になった時に生かす事ができるネタ作りに励んでいます。

みなさんも今まで惰性でやっていた事を見直してみませんか?

お手伝い出来ることがあれば、遠慮なく何でも御相談ください。

故事では塞翁こと北叟(ほくそう)が思い通りになったと微笑んだ事が「ほくそえむ」の語源になったそうですが、さて・・・・         by keyz